企業 会社経営者 人…

栄枯盛衰の歴史である。


まるで


平家物語の世界……

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

娑羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。

おごれる人も久しからず。
ただ春の夜の夢のごとし。

………」


ビジネスの世界は

まるで

「平家物語」のようだ。


昭和末期から
平成初期まで

凄まじいバブル景気だった。


バブル期に活躍した人の多くは…


倒産 破産 夜逃げ。

バブル期に大儲けした人で勝ち逃げをした人はいない。

致命的な大損をしなくても
かなり損をした人も多い。

損をしなかった人→

何もしなかった人
何もできなかった人
である……僕はこの部類。


バブル期

大儲けをした社長…数百億円から数千億円儲ける。


マスコミや雑誌などで
もてはやされ

注目を浴びた。


また
脱税で逮捕された人も多い。

脱税…数十億円から数百億円

経営者の勲章みたいなもの。

うらやましい話である。


バブル崩壊

一転して

マスコミは

倒産 破産した…数千億円の負債

経営者を批判。

一般消費者に被害者が続出。

不動産業者に融資した
多くの銀行が破綻。



「欲望と言う名の超特急列車」………

かつて

僕は

数多くの土地転がしをし

青山 六本木などで

派手に
飲み歩いていた。

「欲望と言う名の超特急列車」の最前列にいた。


そして

途中下車して

故郷の愛知県に戻った。


故郷に戻った
とたん

思いがけない
バブルが起きた。


バブル期………東京都心の土地は10倍以上値上がり


「小林」は馬鹿だ。


東京に居れば

大儲けできたのに…

と散々言われた。


バブル期

大儲けした人→

鼻息が荒い。

生活が派手。

高級車に乗り

高価なスーツを着て

六本木のクラブで
飲み歩く

当然
美人と付き合う。

休みの日は

ゴルフ
海外旅行
など

贅沢三昧だ。

人間…大金を手にすると

気が狂う。

理性を失う。


………

そして

バブル崩壊……東京都心の土地は10分の1以下に値下がり

倒産 破産の連鎖。


天下の「三菱地所」でさえも

ニューヨークのロックフェラーセンタービルの
買収失敗で

1500億円の損失

海外不動産投資は
ことごとく失敗した。


上場企業も数多く
倒産した。


派手に
大儲けした人のほとんどが倒産 破産。


生き残った人は少ない。


バブル崩壊……

「小林」は運が良かった。
と言われた。


「欲望と言う名の超特急列車」は

事故に遭遇し

乗客の
ほとんどが死亡。


途中下車した
僕は

幸いにも

事故に遭わなかった。


人間何か幸いするか
分からないものだ。


バブル崩壊で

生き残った人もいる。

彼らは

真面目で控え目。

派手な遊びは決して
しない。


損をしても
許容範囲だった。

事業に際して
無理をしない。

石橋を叩いて渡る…
やり方をする。


「お金」に対して
理性的である。


「欲望」を押さえる
理性がある。


そんな人は

現在でも

活躍している。

……

とても
僕は彼らのように
成れない。



現在……

アヘノミクスの影響もあり

日銀
黒田総裁の

超低金利政策で
大量の
お金が放出され


東京都心の土地は

上昇している。


当然

土地やビル
転がしで

大儲けしている人が多い。

悪夢は
繰り返すものだ。

バブル期を知らない

若い人たちが
バブルに踊る。


歴史は繰り返す

栄枯盛衰の歴史である。



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若い頃…

愛車はBMW

………

今は田舎の
ワビ住まい。

愛車は…

軽自動車と自転車

これが
最高に心地良い♪