シンタクラース期間につき毎日靴にニンジンいれて目覚めたらお菓子が入ってる!という夢のある日々を送る息子ですが


こちらは風邪真っ最中のなか、夜中に物音たてず電気もつけずに暗闇のなか息を潜めて玄関までいきミッションクリアしなければいけない日々がだいぶキツイ。


海外ドラマみたいに、両親が シー..☝️としながら寝てる子供の横にプレゼントを置き、微笑みキス..みたいなことなど一切なく
イベントに興味がない旦那はとっとと就寝 。
 
異常にスルドイ息子に気づかれずにブツを置く私の心境はもはや空き巣。(あげる側なのに..)




今暖房を一階しかつけてないので、息子が一階で寝てて玄関から丸見えの状態なので
全集中で物音もたてずになんとかクリアしてきて

息子はそのたび朝に「まま、シンタクラースきた!✨」と喜んだ。

で残すところあと2日の今日。

12時ごろにミッションを終え屋根裏にいたら、

息子がヒタヒタ階段をのぼってくる音が。


ゲッ起きてる

私は血の気がひいた。

息子がガチャ..とドアをあける。


「まま」
「あれ?なんで起きてんの?はよ寝といで」
「シンタクラースきてた..」
「えっそうなん?はやめやな今日」
「俺おきててん。それやのに来た。音、しやんかった..」
「そうなん?なんでやろな」

「まま下きたでしょ?」
え?あ、うん、水のみにな」

心境(しめつけられる胃)↓


「さっきはなかったのに。」
「いや、音せんかったなぁ。もうすぐ帰りはるから急いではるんやろ」

「ままやったでしょ?」←すごい切ない顔



落ち着け落ち着け、顔にでたら終わりや...
だってこんなけ大規模にテレビやらイベントやら学校にまで来て長いこと信じてきてんのに、それが全部ウソやったとか人間不振なるて..


「なんでままがそんなんせなあかんの。ままがするならトマトとかにするわ。そんな甘いのん毎日毎日あげるかいな」
それもそうか..?とちょっと考える息子

「じゃあなんで下きたのにシンタクラースきてるかみないの?」
「今日は申し込んでなかったもん」
「もうしこんでないのになんで?さっきはなかったのに...」



質問責めえぐい。涙


「不思議やなぁ。まま日本人やからよぉわからんわここのシステム。シンタクラースてオランダにしかないやん」
「あ」
「もうええやん、はよ寝よ(タスケテ)」

「もしかしてシンタクラースって透明とか...?」
可愛ッ!
「それもあるなぁ」

「でも俺ままがやったと思うねん」
「••••••」
「••••••」

私は息子を抱き締めて言った。

「あのな、ママもサンタさんちっちゃいとききたんやけど、グループ4か5ぐらいなったらこやんくなってん。
サンタさんがいるってゆう夢をみなくなったらこなくなるねん。大人にはこやんやろ?」
「うん」
「こどもはいいなあ。楽しいこといっぱいあって」
「でも俺ちっちゃいから、グループ4なってもくるんじゃない?」
「来年はどうかなあ。こやんかもなぁ。。」
「いやや、くる」
「きたらいいなあ。でもままはもうええかなあ。。」



シンタクラースがスペインへ旅立つまであと2日。



はよ帰れ



Dag sinterklaasje Da-ag
Da-ag!!✊
↑シンタクラースバイバイの歌。(デモ調に)

おそらく明日は息子の、やっぱりこの家のどこかにままがお菓子隠してるかもしらん、という家宅捜査が始まるので

また物音たてずに衣装ケースの中の服を出し最終日のプレゼントやらを振り分けたのだった。


風邪ひいてしんどいんですが...泣




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