自分だけは絶対太らないと思っていた。

身長150センチ、体重38キロ。

みんなが私に憬れていた。

小学校四年生までは。

言わゆる思春期だろう。
生理も始まり、私の身体は変化した。

デブ猫に。

身体が重くて運動神経も鈍った。

この時期太ったコドモは一生太りやすい身体になってしまう。

タイムスリップ出来たら迷わすこの頃の自分に会いに行く。

「一時の快楽のために、一生地獄に落ちるわよ」って。
コドモの頃はみんなからチヤホヤされていた。

お目めぱっちり、細身で明るく元気。
成績優秀、運動神経抜群。

なんでも思い通りになってた。

なんでも思い通りになると思ってた。
私は野良猫だ。

コドモの頃目指していたものとは違う。

昔は気品に満ち溢れているペルシャ猫になりたかった。

一生懸命生きているうちに、野良猫になってしまった。
まぁ、結構気に入っている。