こんにちは。
愛知県の尾張地方で保育士、統合ワークを
しています、ゆっこ先生ですニコニコ


前回のつづきです。
自身の振り返りのためにも投稿しています。
長文、長編につき失礼します。


噂のK先生。 
一緒に働き始めて数日で彼女の人となりが
見えて来ましたチーン


彼女は10年その園に勤務しており、それも
ずっと0、1クラス固定だったので、
いわばお局真顔
園では社員、直のパート、派遣の
三つの形態の保育士がおり、彼女も私も
直のパートで立場的には同じだったの
ですが、なにせ担任(社員)よりも勤務年数
も経験も長く、有無を言わせない雰囲気
でした。


K先生は感情的になりやすく、こどもにも
声を荒げたり、手を引っ張ったりする事も
あり、こども達も怖くて言うことを聞いて
いるのを、それを自分は経験がある
から!と自負していましたゲッソリ



そして、新年度が始まり5月の連休明けの
ことでした。
給食の時間、2歳になったばかりのAくんに
付いて介助していたわたし。
ちょっとやんちゃな男の子でしたイヒ
食べながら、スプーンを落としてしまった
Aくん。


すると。。。。。。。
スクっとK先生が立ち上がり、つかつかと
私の横に来てスプーンを奪うように拾いあげ、
給食のトレーに投げ入れたのです。
「ガッシャーーン‼️ドンッドンッ
金属音が部屋に響きわたり、シーーンと
静まりかえりました。
そして、「ゆっこ先生!ちゃんと見といて
ください‼️ムキー」と大声で怒鳴られました。
何が起こったか分からず、時が止まりました。
ハッとした時には、心臓がドキドキとして、
しどろもどろに「すみません…」と言うのが
精一杯でしたしょぼん


その場にいた担任はひと言も発せず、目を
伏せていました。
そして、保育室は職員室の真横(ガラス戸
一枚で仕切られてるのみで、聞こえている
はず)だったのに、園長も、副園長も誰も
何も言わず、助けてもらえませんでした。


その光景が私の脳裏に焼き付き、その後
心と身体を苦しめる事になる、トラウマとも
言える出来事になるのでした。


今思えば、1歳児がスプーンを落とすのなんて
当たり前。
ましてや、5月なんて保育士との信頼関係を
築く途中の段階で、お試し行動でこちらの
反応を見るためにわざと落とすこと
だってよくあること。
などと分かるのですが、当時の私は
保育士になりたてで、対処出来なかった自分
が悪かったのだと、自分を責めていました笑い泣き



翌日から、勤務先に行くのが億劫になりました。
K先生の顔色を伺い、何か意に沿わないこと
をしたんではないか?と気にするうち、
1週間ほど経つと、給食が食べられなくなり
ました。
食べると気持ち悪くなり、体重は減りました。
6時間の勤務で、休憩の有無が選べたので、
休憩(給食)を削ってK先生が休憩に入る間は
束の間ホッと息が出来るのでした。
そして、それほど自分にとって大きな
出来事だったのに、しばらく職場の誰にも
相談出来ませんでしたえーん


つづく。