「向日葵の咲かない夏」
 
おすすめミステリーで上がらなければ、
アタシ的には絶対読まない感じのタイトルと表紙。

なぜなら
メルヘン、ファンタジーチックだから

アタシそーゆーの嫌い、アルネ

しかし、
絶賛オススメなやつので読んでみたよ。

なんか、なんか、ヘンじゃない?

ん?やっぱファンタジー系?

って思いながらページは進んでいきました。

しかし、しかし、

面白かったー!!

サイコ(パス)ー

そうきたか。

クラスメイトの自殺か他殺かの死体を発見した男の子のお話し、でした。

その男の子のひと夏の体験話?「スタンド バイ ミー」的な?

と思わせといて、のラスト。

こないだ読んだ「カラスの親指」の作家さんなんだけど作風が全然違うくてビックリです。

アタシはこっちの方が好き。



続きましては〜


「チェーンポイズン」

自殺願望者の前に、〜その自殺、1年待ってくれませんか?〜と突如現れた謎の人物。

自殺願望者3人のそれぞれ…

絶望感、脱力感の物語の中での、
まさかの最後に光キラキラ

電車の中で涙してしまった。

自殺願望3人のうちの1人の女性目線と、その死後、不審に感じてそれを追跡する雑誌記者目線の2つの物語が交差していました。

ま、そこがミスリードだったわけだけど、アタシそこは「?」な感覚を持って読んでたので騙されなかったかな

でも、
“オバチャン” だけでも救われて良かった

あなたは弱い人じゃない、絶対。

どうかどうか、児童福祉施設、百合の家の子どもたちにたくさん幸がありますように!!!っていい意味で願わずにはおれない希望的な終わり方だったのがホント良かったです。