こんにちは。
ゆきこです。
たくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます♡
ブログやLINE公式アカウントの方にもコメントをしてくださる方が多くて
あらためて「子どもの進路」についての関心の高さを感じました。
今日は、また別の角度から書いていこうと思います。
(今回も長いです!!)
うちは私の両親と同居しています。
「自分の両親と同居なんて、いいねえ~」って言われることもよくありましたが
私にとっては長い間、ただの地獄でした (-_-;)
(詳しくはこちらにも書いています。)
ま、それはちょっとおいといて。
このへんは、田舎なので
田んぼや畑を持っている方がたくさんいます。
うちも、家から少し離れたところに畑を持っていて
私が子どもの頃から、両親が
出荷するほどではないけれど
家で食べる分の野菜を作っていました。
うちの母は、かなりの大雑把な人で
夕食のサラダの中に青虫がいたり
シチューに虫が浮かんでたりすることがしょっちゅうでした。
私は子どもの頃、それがものすごく嫌でした。
また、食べるのを躊躇している私にかけられる言葉
「虫もタンパク質じゃけん、食べりゃあええんよ!(笑)」
にめちゃめちゃ嫌悪感を抱いてました。
で、結果、
私は「とれたて野菜」が大っ嫌いでした。
スーパーで売ってても、とれたてじゃない方を選んでました。
今考えれば、この子どもの頃から自分が嫌だと思うことを表現することをあきらめていたんだと思います。
ものすごい勢いで「嫌だー!」って言うとか「食べない」という行動をとるとか、私の記憶の限りやったことがありません。
「虫の入ったごはん」がここまで嫌いだったことは、私の両親は知らないです。
表現できずに我慢しているから、いつまでたっても「虫の入ったごはん」は出てくるし
嫌なものを嫌だと言えないから、私の心の底にその時表現できなかったことがどんどん溜まっていっていたんですね。
両親も当たり前だけど、だんだん歳をとって
身体も自由がきかなくなってくるので
私に「畑をやってほしい」ともう何年も前から言われていました。
でも、私は「絶対にやりたくない!!!!」って思っていました。
でも、それを面と向かっては言えなかったので
(まだ、心にためまくってますね (^^;)
ずっとお茶を濁してきていました。
そうこうしているうち
去年の夏、父親が転倒して背骨を圧迫骨折しました。
即、入院です。
で、父が入院している最中に母がバイクで事故を起こしました。
奇跡的に骨折はなく、打撲だけで済んだので入院しなくて済みましたが、
バイクに乗るのはもうやめないと…という話になりました。
うちの畑は家から離れてるだけじゃなくて
かなりの坂道を登って行かないといけないところにあるので
バイクが乗れないなら、母も畑に行くのは難しくなりました。
入院中の父から
「わしも母さんももうできんけん、畑をやってくれんか?」
と頼まれたのですが…
これが…
びっくりなんだけど
全く嫌じゃない!!!
( ゚Д゚)!
嫌じゃないんです!!!
嫌だ!という感情が全くわかないんです!!
私自身が、一番驚きました。
あんなに嫌悪感があったのに。
心の底からやりたくないって思ってたのに。
なんで???
なんで????
なんでなのっっ????
私の中の理由は…これでした。
「今なら、絶対に両親に口出しされないから」
両親も畑仕事ができるうちに私がやるとすると
「あそこができてない」
「ここのやりかたはこうがいい」
「こんなやりかたじゃだめじゃ」
って、絶対に言われる!!!!
言われるに決まってる!!!!
って思ってたことに、
その時初めて氣が付きました。
(両親は完全に「よかれと思って」言ってます。)
無意識レベルです。
それまで「畑仕事するのはなんか嫌だな~」っていうサインは受け取ってたけど
まさか、そんなふうに思ってたなんて、自分でも無自覚だったので本当に驚きました!!!
口を出されるだけでなく
私が畑に行っていないときに
勝手に両親が畑に行って
やり直したりもするだろうって思っていました。
これ、本当にするかどうかはわからないけど
私がこう思っているうちは、きっとするでしょう。
それで、私は「ああ、やっぱりね」って思う。
私のやることを信頼してくれてないんだ
私のことを未熟だと思っているんだ
私に任せてもどうせできないだろうって思ってるんだ
私が畑を引き継ぐと、こういう思いをするだろう、って私の深い深いところで確信している。
だから、両親が物理的に畑に来れない、という状況になったら
「やってみようかな?」
に変わったんです。
で、私の中のこの思いに氣付いたときに、思ったんです。
うちの子どもたちも、きっと同じように思うんだろうな、って。
「これがやりたい!」
って言ったところで
「それをやるには、これもやらないと」
「それより、こっちのほうがいいよ」
「こうしたらうまくいくかもしれないからやってみたら?」
って、あれこれ親がクソバイスアドバイスしてくることが予想されるなら
もう、最初から言わない、ってなるな…って。
ずっとずっと長いこと
私はそれをやってきてたな、って。
これね、
もう、クセになっちゃってるから
氣付いたらやっちゃってるんです (;゚Д゚)!!
この氣付きがあったあとも
息子に何回もやっちゃいました 苦笑
でもね、
今はそれもよし!ってしています。
後で氣付いても謝るのもいいし
何回同じ間違いしてもいいし
言いすぎて子どもを怒らせちまってもそれもいいんです。
ありがたいかな、
子どもは全部、ぜーーーんぶ許してくれます。
ホントは「愛」からだ、って心の底ではちゃんと感じ取ってくれています。
だから、子どもの進路が氣になる自分もOKです。
だけど!!!
親が手出し口出しすることを手放した方が
子どもは子ども自身の力でやりたい方へ舵をとることができるよ!!!
っていうお話でした。
これからの時代は
私たちが常識と思っていたことがどんどん崩れていくと思っています。
そんな時代を生き抜く子どもたちに
私たちからのクソバイスアドバイスはきっと必要ないんだと思います。
親よりスマホの方がよっぽどたくさんの情報を持ってます 笑
私たち親は
傷ついたり、心が休みたいな~って思ったときに子どもたちが安心して戻ってこれる場所
だけ、用意できればいいんじゃないかな (´▽`*)
カキカキワークショップ
次回は「ゆる文字」やるよ♪
5月30日㈯
10:00~10:35