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毎日キモノ生活ゆきです
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米織小紋に古い引き抜き柄の帯
この帯は、開き仕立ての帯で
開き名古屋という感じかな
随分前に「キモノ葉月」でみつけました
紫、という色がいいな
と思ったものの
柄の鳥の雰囲気が、ちょっと可愛すぎるかな、とか
すぐに欲しくなったわけではないのだけど
よく見たらお太鼓柄が「引き抜き柄」で
上下が逆さま
私、引き抜き帯に目がないので
引き抜き、とわかった時点でお買い上げ決定となりました
引き抜き結びは
普通の「お太鼓結び」や「銀座結び」のように
しっかり左右合わせて綺麗にやるものではないので
少し左右に傾いでいるのが良いのです
それでも
現代社会で暮らす私としては
お太鼓山に紐を入れて上に持ち上げて
少しお太鼓を綺麗に形作ってますが
江戸時代は紐などで留める文化はあまりないですし
帯揚げや帯締めも出てきたのはかなり後期のことなので
テタレ交差して、引き抜いて結んだら
それだけで終わり
だったようです
現代でそのまま出ると
少しお太鼓位置が下がってミスボラシイので
私は三重紐などでお太鼓山を少し整えて引き上げて
お太鼓の下線も
出来上がりによって、少し帯締めて整えて締めます
でも、下線はあまりいじらずに
だらん、と垂れている感じも好きで
そちらも良くやりますね
いずれにせよ
銀座結びよりも「テキトー」な感じが
ちょっとこなれている感じで好きです
車に乗る身としても
運転で、お出かけ前に帯が潰れるのが日常ですが
銀座結びより引き抜き結びの方が
潰れても大丈夫
感がより強くあるので
なんとなく好きです
あ、「帯もかばん」の私としては
銀座結びのほうが荷物は良く入るんですけどね
そこはまあ
よしとしてます笑笑








