こんにちは
毎日着物生活ユキです 


12月2日水曜曇り

このところ三砂ちづるさんの本を読んでいるのです



昨日のウール着物上矢印上矢印
帯は桐生の「井清織物」という織元さんの兵児帯を「結ばない帯結び」で


もう20年近く前の本

「オニババ化する女たち」はかなり話題になり

とても有名な本だったけど
(と、私は思ってたけど、案外知らない人が多いのを改めて知った)

私は発売当初は話題として知っていただけで読んだことがなかったのですね

なぜ今なのか


全ては完璧なタイミング


なのだとつくづく思いますよOK


私が整体を学び始めたのがちょうどその本の発売の頃

細々ながらも生業にしたのはその数年後

あの頃から体への意識は大きく(学び、仕事だから当たり前)

立ち座りの時にいかに体の中心を感じ

いかに丹田を感じるか

具体的には「骨盤底筋」を使うか

と言うことばかり考えていたけど

今の着物生活にそれはうまいこと繋がったキラキラキラキラ


先日から「湯文字」の話もしとりまして

湯文字の時はノーパンだよ、って話もしてるわけですが爆笑

女性は昔から着物にはノーパンだったし

だからこと「オマタ」をしっかりと

「上に引き上げておく」ことに精通していたと思いますね照れ

整体をしていた頃から

女性の月経時の経血コントロールの話とか

師匠とよく話していたものだけど

オマタに布がないからこそ、オマタに程よい緊張感があり

よぅて上に引き上げる・・

乱暴に言っちゃうと「膣を締める」
(細かいこと言うと単に締めるだけでもないけど)

ことは当たり前になっていたと思うのです


今はパンツでオマタを塞ぐし

細身のパンツだのスカートだの

とにかく下腹、オマタ、丹田、なんてとこへの意識は減ったみたいですね


着物は、その意識をしやすくするものであるのは確かかと思います

パンツを履かない人はあまりいないようだけど笑い泣き

それでも、着物を着て帯を締めると

グッと背中が上に伸びて

丹田を中心に上下にバランスが取りやすくなる

帯も伊達締めも

ギュウギュウ締めるのではなく

程よく締めていると、ラクなのにずっと背筋が伸びる

背筋を伸ばし、丹田に意識を向ければ

「何事も腹でやる」

と言うことの意味がわかってくるかな?と思うのですが

難しいのでしょうか!?!?


腹で歩く
腹で立ち座りする
腹で大根を切る
腹で掃除をする

なんでも腹を意識すると

自然とオマタも上に上がります

私はそんなことを意識するのが

数十年当たり前になっているので、普通にやってるんですけど

一般的にはあまりやらないですかねアセアセ


ま、着物を着ていると、洋服より、それがやりやすいです

着物着て

そんなことばかり考えている私は特別に変態だとしても

「着る」ということを

意識して着る着物、というのは

やはり面白い衣類だなあと思いました音符


体のことは、また次も描きたいですキラキラキラキラ