こんにちは
毎日着物生活ユキです
10月13日 火曜 曇り
今日は午前ヨガクラスの後
スーパーへ買い物に
対丈で着るつもりが、半端におはしょりできた
昨日は友達と、古民家を洋館風にリノベしたカフェへ
スーツの生地なので、扱いは洋服のようにいける
しっくり体に馴染んで動きやすい
さて、先日記事にも書いた
「着物の国のはてな」という本
体の使い方が昔といまは違う
この言葉自体は当たり前
生活洋式の変化などはわかっていることなので
「変わった」というのは当たり前なんだけど
もっとしっくりきたのは
歩き方が昔といまは違う、ということ
右足を前に出したときに左手が前に出る
という、現代人がする歩き方は、西洋の歩き方なんだそうな
日本人はじめ、農耕民族は、もともと
右足を前に出したときに右手が前に出る
という、畑で鍬をふるう体の動かし方で歩いていたそうな
この本に紹介されてるのを、要約してそのままかくと、
時代劇の町娘が、胸の前で両手を握って急ぐシーンがあるけど
あれなんかは、「可愛くみせるため」なのではなく
手の位置を体の中心に固定することで足を早く動かせた、のだそうだ
同じく時代劇で、城の一大事なんかで家臣が両手を腰につけてサササーって移動するやつ
あれも、素早く動くのに、体の中心に力を集めるため
現代でも相撲や剣道などで、その
「右足と右手が前に出る」の歩き方は稽古で継承されてるようで
そもそも着物を着て動くのには
それが理にかなってたんだなとえらく納得した
だって
常々、肩を左右にブレないように歩くにはどうしたらいいか
を考えていたから
(変態)
私は着物好きなのはもちろんだけど
もともと整体とかヨガとか
体に関わってきたので
「体の使い方」というものにものすごく反応する
茶道をやっていた時も、お茶の作法よりも
立ち座りはもちろん
体を捻って柄杓を取るところ、とか
中心をブラさずに行う行動というものに
めっちゃ興味があったし、もともとそういうこと考えるのが大好き(変態)
丹田にしっかりエネルギーが集まった状態で
移動なり仕事なり、行動を取るには
どう着付け、どう動くのが有効か
着付けをいかに綺麗に簡単にするか
どんなコーデにするか
どんなふうに着こなして今風なおしゃれを楽しむか
ということは、着物好きさん達と同じでいつも考えているのだけど
その他に私の独自の特色としては
(変態っぷりとしては)
上記の
現代人と着物、その体の使い方
それに尽きるのですよ
で、歩き方が
着物着ても、普通に歩くと肩はブレるなあ
いかに丹田に集中するか、なのかなあ
とか、、
着物着て歩く時はいつも思っていた私が
ここで納得したのが
今の歩き方は洋服用の歩き方
なのだ、ということ
へー納得ー
と思い、体の前で手を握って(バッグとか持ってね)歩くと
結構しっかり丹田で歩ける
これからまた、手の振り方とか考えて
研究してみようと思います
ただ着るだけでなく
快適に、そして本来の能力を出す体の使い方で
そればかり考えてる
変態、万歳