こんにちは
毎日着物生活ユキです
4月4日 土曜 晴れ

本来は息子の大学入学式だったり
ヨガのクラスがあったり
忙しくなるはずだった土曜
皆さまも同様でしょうが
アレコレ中止、自粛
まあ、思いの外時間ができてるわけだけどさっ

こちら、先日お馴染み坂本呉服店で仕立てた
セオアルファ着物(ホントは浴衣)
決算セールのお買い得





ブランドは、私の大好きな「ルミロック」
ルミロックは
着物を着るようになり
なんとなく自分の好きな方向が見え始めた頃
なんなんだ!このイカシタ着物ブランドは





と衝撃的に惚れたモノ

ちなみに、この日ふ帯もルミロック
ルミロックとかイロカキモノとかチョコキモノとか
私のハートに触れるブランドが
今の着物にはたくさんあるのだけど
いわゆる「呉服屋」とは一線を画している
と言えると思う
(デザイナーさんは線など引いてないだろうけどさ)
あくまで、アパレルだと思う
音楽の「インディーズ」みたいな?
王道とは別のみちにあるもの
のような
私はそちらが大好き

それらの新進の若いデザイナーさんの着物がなかったら
おそらくこんなにはまっていなかったと思う
「きものやまと」とか
老舗の呉服屋さんもイマドキ着物のラインナップを販売してて
カワユイものはたくさんあるのだけど
自分が着物を着てわかってきたのは
私の好みなのは
「イマドキ」といってもやはり伝統の香りの残る
老舗のラインナップよりは
完全アパレルよりのオシャレ着物
そっち系かなあ、とまとまりつつある
ホントは
そんな区別なんてないけどねっ
わかりやすく今はワザと分けてるだけだけど
で、イマドキのブランドは
ポリエステルの着物が充実してる
とかは当たり前で
麻や木綿、正絹の着物も多数あるけれど
何よりいいのは
デザイナーさんの
「私はコレが好きなんです」
というこだわりと主張がガンガン出ているところかな〜

その点
老舗呉服屋さんの新ラインは
やはり呉服屋さんの域を出ない
あ、それが物足りない、という意味では決してない
スっごくステキと思うの
だけど
デザイナーの主張パンパンの
アパレル系着物デザイナーの
(私の個人的命名)
あの
「えええっ」
と驚くようなデザインとか
「これをっ」
と衝撃を受けるような小物合わせが
私のオシャレ心とワクワクを誘います

馴染みのない方は
一度覗いてみたら刺激になるんじゃないかなあ

良し悪しはない
それぞれ好き嫌いがあるだけ
どちらが優れているとかでもない
ただ
好きなものを作って発信している
あの姿勢に惚れる



ルミロック
チョコ着物
ハセガワアヤ
重宗玉緒
主にその辺りの新進デザイナーのものを
私は結構持っている
(もちろん他にも好きなデザイナー多数)
それに
伝統的な伊勢木綿や近江縮
なんかを合わせてスパイスを足したり

もちろん全身ルミロック、でガンガン行くのも楽しい

だけど
伝統受け継ぐ地方の染物屋さんや織物屋さんのものと
新進デザイナーの着物がバッチリ合う時など
良いことをしたような気持ちになる(なんじゃそりゃ!)
着物って
昔からあるものだけじゃない
いろんなものを合わせて
現代に再び花開くってのもいいんじゃないかな〜