今週末は、実家に帰っていた





行くときはかれぴに車で送ってもらって、

レアチーズケーキをおみやげにした






お昼頃着くからと、

車で送ってもらってると

母に連絡すると、

なんと!

かれぴにお弁当を作ってくれて、

その上、近くのパン屋さんの

かれぴがすきな

じゃがいもパンとドーナツを

もたせてくれた





愛情たっぷりすぎる母






わたしはいつも

こうやってわたし(とわたしの周りの人)のために母がいろいろと尽くしてやってくれるのが

申し訳なくて、

わざと車で行くことは事前に伝えなかった





車だと着く少し前に伝えたら、

「もっと早く言ってくれたら準備できたのに、

早く言ってね!」と言われた



だからわたしは、

いろいろ用意してもらうのが

申し訳ないから…というと、


姉は、

「いいんだよ!

母は人のためにやるのが好きなんだから

やらせておけば☻」

と言うし、

(とはいえ、実家の近くに住む姉は図々しすぎだと思う。)


母自身も、

「そうだよ!

できなくなったらできないんだから!」

と言ってくれた






そんな母の愛情



結婚するしないで

悩むわたしは、

母の心配ゆえのアドバイスを

素直に聞き入れられない



母の言葉は図星でズバリであり、

わたしはそれを自分でもわかっているのに

自分の心に従わずに

逆の行動をとっている




結婚がしたいわけじゃなくて、

さみしいときに

そばにいてほしい人がほしいだけ



ただ寄り添ってくれて、

わたしが尽くしたい時に

尽くす相手がほしいだけ



私はそんな自分勝手な気持ちに

ほとほと嫌気がさすし、

そんな都合のよい相手はいるわけがなくて、

それがわかっているから

結婚しようと言ってくれている

流れに乗ろうとしてる






だからその話になると、

一番は自分自身にイライラして、

結局は

話している相手である

母に冷たく当たってしまうし、

母の言ってることは正しくて、

だからこそ認めたくなくて、

怒ってはないけど顔や態度にでる


結局そうすることで、

またやってしまった…

また母に冷たくしてしまった…

母のこと大好きなのに、

なんでやさしくできないんだろうと、

自分へのイライラがとまらないという

エンドレス悪循環を繰り返す








そんなわたしなのに、

帰るときにはいつも

わたしのすきな母の

手料理をいっぱい作ってくれて、

さらにはわたしの好きなフルーツやお菓子なとも持たせてくれて、

いつも帰りはエコバッグ2個分とリュックは

パンパン。



毎食母の手作りデザート付きの実家。


ベルトをゆるめるくらい

おなかが本当にパンパンになるまで

ごはんをたべて、

翌日以降のごはんまで作ってくれる母






帰りは荷物が重いからと

バス停まで少し距離がある道のりを自転車の荷台に荷物を入れて送ってくれて、

バスが来るまで寒い中一緒に待ってくれる母



私がバスに乗り込むまで見送ってくれて、

帰っていく




私はそのバイバイの瞬間が苦手だ




ありがたくて、あったかいけど、

とても苦手だ



自分で選んだひとりくらしなのに、

そんな母と別れたくなくて、

子どもみたいに

帰りたくなくなる



バスに乗ると

ひとりになって、

涙が出る



とてつもないさみしさに襲われる



母に冷たく接した自己嫌悪と後悔と、

母のたっぷりすぎる愛を感じるのだ





海のような愛には感謝しかない







なのに素直になれないわたしは本当にばかだ









家に着いてまた、

母が詰めてくれた荷物を開けながら

さみしくなって泣く







明日は明日で

母の手料理を食べながら泣く








私は大馬鹿ものだ







最後に、おみやげのレアチーズケーキ。

母のりんごのコンポートとともに。