昨日は、
前の前の会社の人と
ワインをたしなみました。






もう、前の会社、ではなくて、
前の前の、と言わなきゃなのが、
なんとなく悲しい。







きっと、私の中で、
前の会社というフレーズが
出てくることはないと思うから、
前の前の会社が
前の会社ということにしようと思う。








私に戻っておいでと
アプローチしてくださるのが
3名。










うち、2名は
わたしの人生だから、戻ってきてって、
強くは言えない。
だからもし、私が
戻ってやっていきたい
と思うのであれば、
いつでもうぇるかむ、
絶対に力になりたい
とのことだ。





1名は
私は、一度会社を裏切り、
私のことを期待してくれていた方々を
裏切って、やめている身です、
それが自分がだめだったから
戻りたいなんてだめだと思いませんか?
と言うと、

会社との関係は、ただの契約。
契約関係の終了は、誰も裏切ってないし、
誰が裏切られたわけでもない。
必要があれば
契約を結び直せばいいだけ。
仕事は人間関係でするものではありません。
早く戻ってきて、なんとかしてください。
とのこと。




本当にありがたい話。
自分が困るからとはいえ、
まだ必要としてくれるなんて。

社会人になりたての頃、
何もできないと絶望していた自分に
教えてあげたい。
今はできなくても、
数年後、あなたはちゃんと、
あなたが目標としていた必要な人に
なれてますよと。







それで、昨日会った人は、
4ヶ月という短期離職を
受け入れてくれる会社は
たぶんほとんどないと思う。
なぜなら、自分がそうだったから。
1年半でもだいぶ厳しく追及されたのに、
4ヶ月となれば、
そこは免れられない。
だから、
オーストラリアから帰ってきても、
きっと私は苦しむ。
だけど、オーストラリアに行かずに
前の会社に戻れば、
そんな苦しみはない。
ただ、大人になって、
頭を下げて、
もう一度やらせてくださいと言えばよいのだと。
絶対に無理とは思わないけど、
しなくていい苦労を
あえてする必要はない。
そして、戻るなら、早い方がいい。
とのこと。





鉄は熱いうちに打て
だそうだ。







私は、戻ることは、たぶんないけれど、
最後の最後の最後の手段としては
取っておきたかった。




だけど、それはできないようだ。




オーストラリアに行って、
民間だけど資格を取ったところで、
その経験値のない私は、
きっと社会では通用しないとは思う。
それはわかってる。






だけど、
最初から諦めて、
前の会社に戻ることはしたくない。








なぜなら、
きっと同じことの繰り返しだから。

私は、
この人たちと一緒に働きたいとは思うけど、
別にあの仕事でなくてもいい。

たまたま性格的に、
事務処理がそれなりの速度で正確にできて、
文書の作成が的確にできて、
向いてただけであって。


だから、
その人たちがいなくなる先が見えてる今、
それでもここでやっていきたい、
やっていくんだ
と強くは思えない。


それに、
民間のその資格取って、
本当にその道に進みたいの?
と言われて、
ちょっとくやしかった。
負けず嫌いのあまのじゃく発動。



向いてないことは知ってる。
できる可能性の方が低いことも知ってる。
そしてそれがただの低いではなくて、
とてつもなく低いことも。
だけど、自分の「やってみたい」を
もう少し信じて、やってみてもいいじゃん。
納得するまでとか、ばかだよ。知ってる。
遠回りで、損する。
そんなの得意中の得意だ。






前、先輩が、
「ゆっきーちゃん、
前にくもんの先生やりたいって言ってたじゃん、私あれやればいいのにって思うんだよね。」
って言ってくれた。

先輩は、何の気なしに言ったと思う。
だけど、そんな言葉が、
ぽんって私の背中を押してくれた。
実は、きっかけにもなってくれてたりして。


この前会った時も、
「私やりたいことってないから、
そんな風に言えるゆっきーが、すごいと思う。
やりたいことがあるなら、
やってみたらいいじゃん。
ゆっきーならできるよ」って言ってくれたのが、
本当に嬉しかった。


純粋に、やってみようって思えた。







だから、やっぱり
戻らないかな。


私は来るのを待つんじゃなくて、
遠回りでもチャレンジして、
自分でつかみにいきたい。






鉄は熱いうちに打て?
なら、
私はやっぱりオーストラリアに行く!