Diary 2024 02 23. | スターダストダイヤ ~雪風のブログ。

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雪風が新しく始めたブログ。色々記録していきたいと思っています。

おはようございます!

今日は2024年2月23日(金曜日・祝日)

2/23は「富士山の日」

 


富士山、一度は生で見てみたい。


今回は「水星の魔女で気になったところ(個人的に思う問題点・疑問点)」

キャラの関係性や謎が謎を呼ぶ展開で注目を集めた「水星の魔女」

だけど私が見てて「ここはちょっとどうなの?」とか「なんでこうなったんだろう…」と疑問を覚えた箇所も多々

と言うわけでそれを書かせていただきます…<m(__)m>




※ネタバレと作品に対する疑問提起あり!注意!!







1.「エラン4号、退場が早すぎる」

やっぱりこれはね…どうしても納得できないよ。

「強化人士4号」であったエラン君

スレッタとも関係を築いていくけど、まさかの6話で亡くなるという…

それも「任務失敗し用済みとみなされて処分」という悲惨すぎるもの。

公式で「メインキャラ」と言っているのに、こんな早く退場させる必要あったのかな…

後釜の5号エラン君やオリジナルの「エラン様」、彼らを含めてみんな「エラン」とひとくくりにされることがあるから

彼らも含めて「メインキャラ」なのかもしれないがそれにしてもあまりに早すぎる…

メタ的な理由で言えば

スレッタといい関係になったのでスレッタとミオリネがくっつくために不要と見なされて排除された結果か、

単に話題性のために殺されたようにも見えてしまって。
(これに関しては7.でも話題にしてる)

できれば生きてて欲しかったし、退場させるにしてももうちょっと後にしてほしかった。

 

 


2.「エラン4号の扱いが全体的に酷い」

彼は辛い境遇で傷ついていた人物なのに5話ではいいとこなしな扱い

豹変しスレッタに酷いことを言い傷つける、グエルを決闘で散々に負かす)をされ、

それに対するフォローもまったくなしで視聴者から嫌われるハメに。

さらに6話で早期退場させられ、後釜の5号や他のキャラに本編でもグッズでも役割をとられた感じになってしまってる感。

(グッズだと最近は4号不在で5号『のみ』がエラン枠として君臨している事も結構あってこれがとてもしんどい)

推しが公式であまりにも冷遇され続け、一時的とは言え視聴者にも嫌われて叩かれ、ファンとしてはかなり辛い。

公式が彼の事を嫌ってるのではないかという風にも見えてしまう…

せめてグッズでくらい4号と5号を「別人」として扱ってあげてよ…



3.「無意識に煽ったり失礼な発言を繰り返すスレッタ」

今作主人公のスレッタ。

赤髪や麻呂眉が可愛い女の子。内向的だけど芯が強くしっかりした箇所もある…

一方で

相手を「あんなの」呼ばわり(1話)、同じ相手に「あなたのこと見くびってました」とストレートに言ってしまう(3話)

(後者に関しては相手を認めたのはいいけど言い方がね…「あなたのこと見直しました」とかなら)

結構無意識に「イキる」「煽る」ところが見られ、これがどうも苦手だった……

そういう設定は不要だった気がするし、普通に「内向的でコミュニケーション苦手だけど純朴な芯の強い女の子」じゃダメだったんだろうか…

いや「コミュニケーション苦手で人と関わる機会が少なかったからああいう失礼な物言いをするのでは」

みたいな意見もあるけど私はそういう部分が好きになれなかった。

相手を敬う気持ちはきちんとあって欲しかったよね……いや100%ないわけではないけれどさ

スレッタ自体は好きなんだけどな…



4.「スレッタの往生際が悪い」

17話で決闘に初敗北したスレッタ…

「ミオリネの花婿」としては絶対負けられない戦いに敗れてしまい、深いショックを受ける。

もちろんホルダーである彼女が負ければ「花嫁」ミオリネも自分の元から去ってしまうわけで…

スレッタは激しいショックのあまり「次やったら勝つからやり直して」と駄々をこねる始末。

これがかなり印象悪かった……

普段はイキったり自信過剰な言動をするのに、負けたら潔く引き下がらないであがいてすがりつこうとする…

主人公というより、まるで幼い子供か悪役みたいに見えてしまって。

(まあ12話ラストの例の件に関してもだけど「スレッタが子供っぽいところはある、精神幼女説」はよく指摘されてたな…

 2話の食事シーンで「スプーンの持ち方がおかしい、幼児と同じ持ち方」という指摘もあったし。)

敗北とミオリネを失ったショックで激しく取り乱したのは仕方ないけど再戦要求はやめてほしかったな…



5.「スレッタの成長が描かれるのが遅い」

スレッタが母に依存しすぎた結果、12話での惨事が発生。

人を殺しておきながら怯えたりそれに動じたりすることのないスレッタに危機感を覚えたミオリネは

「彼女を決闘で負かす」計画を立ててなんとか成功(その結果が↑)

そしてそこからエアリアルとの決別(18話)、地球寮のみんなのおかげで再起…とスレッタの成長が描かれていくわけだけど

残り話数が少ない後半で一気に、というよりは全編通して少しずつスレッタが成長していく過程を描く、って方が私はよかったかな。



6.「エランの真実にまったく気づかないスレッタ」

エランと関係を深めたスレッタ。

6話では待ち合わせの予定があったが、前述の理由で彼は「永遠に」駆けつけることが出来なくなってしまった。

そんな彼を心配するスレッタは、7話でパーティー開催の一報を聞きつけ「ここに行ったら彼に会えるのではないか」とミオリネと共に出向く。

そこでエランと再会を果たすが…目の前にいるのは今まで絆を深めた「4号」ではなくオリジナルの「エラン様」。

にもかかわらず疑わないし気づかない。そのせいでペイル社の罠にはめられてしまうし(ミオリネのおかげで助かったが)

10話では「5号」のエランが登場し彼女に接近するも、やはり疑わない気づかない。

やっと真実に気づいたのは21話~22話。あまりに遅すぎでは…

あれだけエラン君と関係を深めたスレッタが成り代わりに気づかなかったのは凄くショックだったし、

彼女にまで4号のアイデンティティを否定された気がして辛い。鈍いにも程があるゾ、スレッタ…。゚(゚´ω`゚)゚。

 

 


7.「話題性を追求するあまり、変に過激かつやり過ぎな箇所が見受けられる」

今作はネットとの相性が非常によく、二次創作が沢山生み出されたり作中の1シーンや台詞がバズることも多かった。

だけどそれを狙うがあまり、変に過激路線突っ走ったり「これはやり過ぎじゃないの?」って眉をひそめたくなるシーンも。

12話が一番それが強かった。

いや、ガンダムだから過激だったり鬱要素があるのは仕方ないけどそれにしてもちょっと……

先ほども挙げた4号エランの序盤退場(6話)、グエルの父殺し、人をむごたらしく殺しといて平然と笑って血まみれの手をさしのべるスレッタ(12話)…

あとさっきもあげた「エランの豹変+散々な扱い」(5話)もこれに該当する気がする。

(それでもシーズン2での鬱・過激展開はそんなに動じなかったから自分が怖い)

最終回は大団円だったしいわゆる「飴と鞭」ってヤツなのではないかと思うが、鞭のほうがデカすぎる感。

話題性もいいけどこっちが納得できる、させられる展開のほうが重要では。

 



8.「子どもたちに協力的かつ良心的な大人がほとんどいない」

今作の大人キャラを見てみると

「自分の野望のために子どもを利用」「倫理観がない」「差別発言を平然とする」

などといった問題のある人ばかり。


良心がある人もいないわけではないが不器用な性格や境遇などでそれがわかりづらい場合も。

もう少し子どもたちに寄り添って理解してやるいい大人がいても良かったんじゃないかな…

「若者視点」で作られた作品っぽいから、大人がそういう人ばっかりになったのかも知れないが。

プロローグだとまとも、良心的な大人がまだいた気がするんだが…




水星の魔女、良い作品だとは思うんだけどこれらがどうしても引っかかってしまって…(とくに1、2、3、6、7)

良いところもいっぱいあるのでとても残念。

次回ガンダムのテレビアニメ本編がスタートしたら、それは心から納得できる、楽しめる作品になってほしいなと思う。