「なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの…」
血を分け合った双子の姉(真希さん)に、今まで抱えていた悲しみや想いをぶちまける妹(真依)。
「呪術廻戦」アニメ17話の1シーン。
(原作だと42話に相当する部分)
TVアニメ『#呪術廻戦』第17話「京都姉妹校交流会ー団体戦③ー」ご視聴ありがとうございました!!
— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) July 24, 2022
次回、第18話「賢者」
来週からも #京都姉妹校交流会編 をつけてお楽しみください! pic.twitter.com/O06TV3vfCG
この台詞にすごく胸が痛む……
呪術師のエリート家系である「御三家」のひとつ・禪院家の出身である二人。
しかし、呪力や術式がないと言うことで二人は「落ちこぼれ」扱いを受けていた。
真希さんは「天与呪縛」により呪力がない代わりに人間離れした強大な身体能力を持っている。
それに負けん気が強く、どんな状況下でも面白がって挑む性格。
その「強さ」にコンプレックスを感じていた真依。
だから自分の術式も初恋の相手も、真希さんには教えたことがなかった。
彼女は「構築術式」とされる、無から物質を生み出す能力を持っている。
姉の強さもたくましさも才能も、本当は全てわかってる。
ずっと一緒にいた、実の妹だもの。
わかってるけど……
真希さんが家を出た事で自分が置いていかれたと思い込み、彼女を素直に認められない。
(小さいころに、「置いていかないで」って約束を交わしていたのもあるみたいだし)
「京都姉妹校交流会」における二人の激闘は真希さんが勝利。
そのときに真依がぶつけた言葉が冒頭の
「なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの…」
本当に気持ちがわかりすぎて辛い……
才能に恵まれなかった者が、秀才に対して感じてしまう劣等感や恨み辛み…
しかもそれが身内…
この回はそれを鮮明に描写してて、共感して胸が痛くなった…
私も色々な面で自分は劣っている、ダメだって感じてしまって。
だから才能に溢れた人や相手を素直に認められず、
嫉妬したり、妨害したり、「あんなやつ!」って否定したり……
悲しいね……
自分にだって与えられたものがあるのに、それがわからずに相手ばっかり見て、自分も相手も否定して……
私も気持ちがわかるので、真依の本心は胸が痛かったし泣かされた……
「自分にはこれがあるから大丈夫!」って胸を張って生きていければいいけど、それも難しい。
でも
「あのままじゃ私は私を嫌いになってた。それだけだよ。ごめんな」
という真希さんの返答もかっこよくて大好きなんだ……
私もこんな風に生きたい。
自分を大切にして、そのために努力を続ける人生。
自分を嫌いにならないために。
かっこいいよ…!!
自分が嫌になることなんてしょっちゅうな私だけど
この台詞を聞いて、「かっこいい…!」と感銘を受けた。
推しの言葉って最高にかっこいいし尊いよなあ…
真希さんが大好きだからなおさらこの台詞好き!!
色々な人生があって、色々な生き方があって。
誰にも否定される筋合いのない、自分だけの人生
(もちろん迷惑や人を傷つけることはダメだけど)
それを誰かと比べず、一生懸命ひたむきに歩んでいきたいね…