「この世界は住みづらい。誰かが取り決めたルールに従っていなければ異物とされる」
「女の子は女の子らしく男の子は男の子らしく。私はそんなことにもううんざりしていた」
アニメ「半妖の夜叉姫」2話の、とわちゃんのセリフ。
とわちゃんについては…↓
どういうセリフか?
戦国時代から現代にタイムスリップしたとわちゃん。
それからは日暮家の人たちと一緒に家族として暮らしている。
その家庭で学校に行ったり、様々な現代のマナーやルールを学んだりしたであろうとわちゃん…
…だけど、彼女はそんな現代に生きづらさを感じていた。
「誰かが取り決めたルールに従っていなければ異物とされる」
から。
世間が決めた「女の子らしく」「男の子らしく」
これにちょっとでも反する行動・言動などをとると否定され、白い目で見られ、笑われ…
それが彼女にとってはとても苦痛だった。
私が思うこと…
このセリフに共感しかない!
私もそういった経験があるので…(´・ω・`)
幼稚園時代から「変わった子」みたいに言われて周囲となじめず、
小学校に進学してもそれは変わらず、不登校になった。
そのときから「周りと違う自分はおかしな奴、浮いてる存在」とわかってたから、
周りと違う自分がいやだった…
自分が周りと同じ風に出来ないことが憎たらしくて。
受け入れられなかった。
でもその一方で、「誰かと違う」自分を受け入れたい気持ちもあった。
本当に彼女の気持ちがわかるんだよ…(´;ω;`)
周りとちょっと違うと、変に思われる。叩かれる。
だから生きづらいし、自分を出しづらい。
なんで「自分や周りと違う」人を叩いたり、声高らかに否定するんだろう?
セリフにある
「女の子は女の子らしく男の子は男の子らしく」
もそうだなあと。
最近は「ジェンダー」とか「性差別」とかが話題になったりするけど…
「女だからこう!」とか「男のくせに」とかって決めてかかるのって違うよね。
「○○だからこうせねば」みたいなものってないし、境遇や肩書き、性別や年齢などではなく「その人らしさ・個性」で見て欲しいな。
このセリフに会えて、どこか救われた気分だな。
自分の愛する推しが、こういう現代に対する「モヤモヤ」「生きづらさ」を抱えてたことに
「ああ…やっぱり私だけではないんだなこういう気持ちを持つのって」と思った。
アニメディア投稿!
アニメディア2021年1月号(昨年12月発売)の「アニメアイ」(読者投稿コーナー)に、
このことを話題にした投稿を載せていただきました!
ありがとうございます!↓
「半妖の夜叉姫」の2話。とわは「~らしく」と決めつける現代の風潮にウンザリして「ちょっと違う行動をすれば異端者扱いされて」と嘆いていた。
わかるなー!!他人と違うことに悩むと「自分らしさ」を受け入れられず、「どうあれば普通なの?」「何が正しいの?」と思ってしまうことがある。
私も幼稚園時代から「変わった子」などと評されることが多かったし、人と違う行動をとって「あいつはおかしい」と後ろ指を指されるのも嫌だった。
だから「こうであらねば!」と、勝手に自分を律して苦しくなることも…。
現代はだいぶ自由になっているけど、それでも「こうじゃなきゃダメ」みたいな風潮は残っている。
みんな違う個性を持っているんだから、とわには「自分らしさ」を貫いてほしいな。
載せていただいて嬉しかった…!<m(__)m>
最後に。
様々な「ハラスメント」「同調圧力」「差別」などに声をあげていく時代となった現代。
このセリフのように、現代に色んな「生きづらさ」を抱く人も沢山いるんだろうな…
私もまだ「生きづらさ」や「自分らしさ」に悩むこともある。
とわちゃんは色々と縛ってくる現代に生きながらも、自分に素直に正直に生きたい、と願っている。
そんな彼女がかっこよくて大好き!
私もとわちゃんを見習って、「自分に正直に」「自分の本心に素直に」生きたい…!
そういう生き方をしたい。
とわちゃんも、これからも「自分らしさ」を大事に生きて欲しい…!