ポケモン映画に込められたメッセージ | スターダストダイヤ ~雪風のブログ。

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雪風が新しく始めたブログ。色々記録していきたいと思っています。

98年夏の「ミュウツーの逆襲」以降毎年夏に公開される「ポケモン」映画。

今年は「ココ」が上映を控えている(ただ、新型コロナウイルスの影響で上映は延期となったが…)


その映画でよく見られるのが…「悪役・敵役が私利私欲に走って破滅する、酷い目に遭う」というパターン。

たとえば


・クロス(キミにきめた!)

強さと勝利にこだわり、弱いポケモンや敗北したポケモンをゴミ同然に扱う。

サトシが「伝説のポケモン・ホウオウに選ばれた存在」と知ってから彼に激しく嫉妬、

物語後半では彼からホウオウに認められた証である「虹色の羽根」を奪い取り、大騒動を起こしてしまう。

最終的にサトシのリザードン(彼が見捨てたヒトカゲがサトシに同行して進化した)に窮地を救われたことで

軽視していた「ポケモンとの友情」に目覚めて改心した。


・コーダイ(幻影の覇者ゾロアーク)

自分の富と名声のため、「時渡り」の力を持つセレビィから「未来を見る力」を奪い取る。

さらに、ゾロアを人質にして何の罪もないゾロアークを悪者に仕立て上げ、痛めつけた。

最終的に悪事は全国民に知れ渡り、逮捕された。



「何かをしたい」と思うのは大切なこと。

だけどそれを優先させるあまり、他の者への思いやりや感謝、優しさを忘れて暴走すると痛い目に遭う。

欲にまみれて破滅するのではなく、理性を大切に思いやり、愛情などを忘れてはいけない…と言うメッセージなのだろうか。