「夢がある事自体が本当はシビア」
「シンカリオン」59話で、タカトラ君が語った名言。
彼が父親のような料理人になるため厳しい修行を重ねてきたことからこう語る。
これは本当にそうだと思う。
生きていると「なんでこんな目に…」と嘆くような辛い出来事に沢山直面する。
だけど、それが当たり前なのかな、と。
そういう嫌な事や苦しい出来事があるからこそ、
喜びや嬉しさ、希望や幸せ…それらが輝いて見える。
「ありがたみ」を感じられる。
「GRANRODEO」の「少年の果て」と言う曲(「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」ED)にも
「人は苦さを知ってこそ甘さを味わえる」
と言う歌詞が出てくる。
https://www.uta-net.com/movie/219100/
苦しみ・痛み・悲しみ…それがあるからこそ、人生の喜びを見いだせる。
困難や苦しみがあるのは、その人を試しているからではないか…と言う気もする。
非常時にその人がどう対応するか。
「ピンチはチャンス」「神は乗り越えられない試練は与えない」とよく言うけど。
他人を蹴落としてやるせなさを解消するか、
自分なりに試行錯誤した道で奮闘するか。
それを乗り越えた先に、喜びや楽しいことが沢山あるのかと思う。
「シンカリオン」は子供向けアニメ…とされている。
けどこういう「人生において欠かせないこと」「大切なこと」を教えてくれるのは大変ありがたい事。
彼らの戦いや歩んできた日々から大切なことを学びたい。