「シンカリオン」59話のここが「よいものだ……」
今日、先ほど言ったAmazonプライムビデオでの「シンカリオン」無料配信を受けて
59話を見て参りました。
…やっぱりいいね。
大好きなエピソード。
と言うわけで、自分の思うシンカリオン・59話「繋げ!!シンカリオンと鍋の力」の「よいものだ…」なポイントをまとめていきます。
1.リュウジ君の心境が切ない(ノД`)
「その重さは俺たちの比じゃないだろう」
八代さん=イザは、リュウジくんの父の上司だった人物。
そして彼を失った事故にも関係している……
そんな人物と戦わなきゃいけないので、リュウジ君にとっては複雑な心境。
だけど彼はそれを表に出しませんでした。
それどころか、自分にとって因縁のある人物と戦うことを余儀なくされたホクトパパやハヤト達を気遣う優しさも……
自分だって苦しいのに……
だけどそれで取り乱すことなく、大切な人たちを気遣えるリュウジ君の優しさが尊い…見てる側にとっては痛々しいけれど(´;ω;`)
しかし、後のシーンでこう語ります。
「正直に言うと、冷静でいようとすることで必死だったんだ
親父の死に関係ある人間と相対したとき、冷静でいられる自信がなくてな…」
本当は不安で怖くて仕方なかったのに、それをみんなのために抑えていた…胸が痛くなるシーン(ノД`)
2.「夢」に対する見解が鋭い…
「夢がある事自体が本当はシビアなんだと思うのです」
シンカリオンにまつわる衝撃の事実を聞かされ、五ツ橋兄弟は戸惑いを隠せない。
「シンカリオンはもっと夢のあるものだと思っていた」と嘆くが、
タカトラ君曰く「夢がある事自体が本当はシビア」……
そう語る背景には彼が料理人修行を積んできた事が関係していた。
料理人だった父の姿に憧れ、自分もそうなりたいと奮闘するも…
早起きして具材の仕込みを行ったり、後片付けをしたり…
とても調理なんてやらせてもらえなかった。
学校での「夢」にまつわる授業でも、先生は「夢の素晴らしさ」を語るのみだった事に違和感を感じた。
それに対し五ツ橋兄弟も、日も昇らぬうちの漁に出たときに感じた辛さを語り共感した。
夢、ってきらきらして華やかなイメージがあるけど、目指す過程には困難や理不尽が待っている…
それって何事においてもそうだよね。
そういった現実の厳しさを視聴者に教えてくれる名言。
3.鍋がおいしそう!
「うまい!なんだこれは…!?」
タカトラ君と五ツ橋兄弟は「部外者たる自分たちにはハヤト達のために何も出来ないのか?」と悩んでいた。
そんな彼らがひらめいたのは「鍋」!!
タカトラ君のお父さんがおうちで振る舞っていてくれたお鍋が元らしい。
こだわりの肉や野菜、魚が沢山入っており
だしにも気合いが入っている。
出水指令長も料理漫画さながらの食レポを披露する始末wwwwww
この「シンカリオン」はおいしそうな食事シーンが多々出てくるのですが…今回もおいしそう。
お鍋が食べたくなる…!!
4.セイリュウの想い……
「さよならなんて言うなよ…」
鍋の最中の敵襲。
スザクさんが巨大怪物体となって襲ってきた。
だけど様子がおかしい…?
彼女は大切な仲間のいない世界で孤立し、セイリュウが人間と楽しく交流する妨げになりたくないと自滅を選んだ。
スザクさんの自滅を止めるべくハヤト達の助けを借り、駆けつける。
「最後までこの世界で生きて欲しい」
涙ながらに叫び、「家族」について「鍋料理を食べさせたい人たち」と語った…
大切な人たちへの愛に目覚めたセイリュウ……
「家族」の危機にぶつけた、涙ながらの熱い叫びに毎度泣かされる……(´;ω;`)
BGMでEDだった「STARTRAiN」がかかる演出もGJ!