「シンカリオン」59話のリュウジ君、切ない…(´;ω;`)
キトラルザスをまとめるイザは父のかつての上司であり、その死にも関係する人物……
でも彼と関係する各々の事情・心境をくみ取り、
自分の不安な気持ちを抑えていた。
恥ずかしながら、最初はなんでそうするのかわからなかった自分…
だけど時間の経過と共に少しずつ、理解してきた。
兄・先輩という彼の立場もあるし、
それが彼の優しさであり思いやりなんだと思うし。
自分をあまり抑えすぎてしまうのもよくないけど
誰かが苦しんでいるのを見て自分の事以上に気遣えるってのは素晴らしいことだと思う。
たとえば、災害や事件のニュースなどを見て
「この人は辛い思いをしているのに自分は…申し訳ない…」
と思うことがある。
でも一方で苦しんでる人を見て何も思わず、さらに傷つけるような真似をする事例も……
人の苦しみは理解できるほうがいい。
思いやりを大事に出来る方がいい。
人の痛みに鈍感になりたくない。
自分は体質的に人の色々な感情に共感してしまいすぎて辛くなる。
そういうところが嫌だった。
「こんなに辛くなるぐらいならいらない」
でも違った。
人の痛みを理解しその辛さに寄り添える能力は、必要だ。
大切なものだ。
当たり前じゃないからこそ。
リュウジ君は育ってきた環境によって、
自分の気持ちを抑えて他人を優先する事を覚えた。
過度になると苦しくなってしまうけど
自分の痛みに寄り添いつつ
他人の痛みを理解して気遣える
そういう力を持っているのは素晴らしいと思う
そんな優しさを持った彼がどんな指導長になれるのか楽しみ。