アニメディアに投稿した「シンカリオン」絡みの文章投稿を二つ紹介します。

2020年1月号より
「夢があること自体は本当はシビアなんだと思うのです」。
「シンカリオン」のタカトラ君は「夢」を持つことで生じる苦しみを自分の体験に重ねて語った。
はっとした。「シンカリオン」にかぎらず、他作品でも夢に向かって進むキャラたちの道のりには困難がつきまとう。
それでも奮起したり、仲間と協力したりして困難を突破していく。
何かに秀でた有名人も、苦境を乗り越えて今の地位につき、それでも満足することなく頑張っているんだと思う。
私たちの場合も…。
たとえば絵を描くときに満足に描けなかったりうまい人と比べて落ち込んだり…。
私は今まで「つらいことは避けたい。嫌な思いをしたくない。傷つきたくない」と壁にぶつかることを避けて生きてきた。
だけど、このセリフに気づかされた。
何かをする際に困難がつきまとうのも、うまくいかないのも当たり前だと。
むしろ困難があるからこそ、それを乗り越えたときの嬉しさが増すのかもしれない。
子ども向けのアニメはきれいごとが描かれることが多いが、考えさせられるテーマを投げかける「シンカリオン」って、やっぱり深いな。
↑「夢があること自体は本当はシビアなんだと思うのです」と書いてしまったけど、
正しくは「自体が」なんだよなあ……スミマセン。<m(__)m> それでもこのセリフは深い。
子供向けアニメでこういう重いテーマを投げかけるってすごいよなあ……
自分は自信がないし、色んな事に対して逃げ腰で傷つくことを恐れて「傷つきたくない」と物事に挑むことを恐れる方なんですよ…
でもこのセリフを聞くと
「どんな物事をやるのにも困難・苦労は当たり前なんだなあ…」
と思わされる。
何かを成し遂げる上での困難・苦労。
そういった重たいテーマもちゃんと包み隠さず描いてくれる「シンカリオン」は神アニメだと思います!!
2019年12月号より
「シンカリオン」のリュウジくんとフタバさんの関係が気になる♪
鉄道クイズに惨敗し「自分は指導長になれるのか…」とフタバさんに弱音を吐くリュウジくん。
年上のお姉さん相手だと素が出ちゃうのかな~。
戦闘後いろいろ考え込んでいたリュウジくんが、フタバさんに励まされて椅子から立ち上がり、
フタバさんに「どんな指導長になりたいのか」と聞くところの…ふたりが向かい合ってる構図もたまりません♪
年下で生マジメな頑張りやさんと年上でみんなを見守るやさしいお姉さんってのが…最高☆
年上のお姉さんに「教えてください」とか、フフ、いろいろ教えられちゃいそう(やめろ!!)。
↑あの組み合わせは尊い。
文中に書いた「ふたりが向かい合ってる構図」のおかげで、この二人の関係に目覚めました(●´ω`●)
思春期の少年が、大人のお姉さんに「教えてください」って…何と大胆…(違
それにハヤト達には夢を志した動機を語りませんでしたが、フタバさんには話してるし…
マイナーなのは覚悟の上ですが、リュウジくんとフタバさんの関係性を推していきたいっ♪
