数年前

とても悲しい事がありました。


何も出来ず
何も言えず
ただ苦しくて辛くて

思い出しては泣いて

でも外では笑顔で

そんな日が続いた時がありました。


これは墓まで持っていこう

そう思っていたのですが

昨日ぽろりと

口からこぼれ落ちました。


なぜだか

話したくなったのでした。


聞いてくれた方の

心中はわかりませんが

静かに

たんたんと聞いてくれたので

泣かずに済みました。


癒えたのではないけれど

心は落ち着いていて

たぶん

悲しみが全身に染み渡ったのだろうな


時間薬とは

こういうことなのかなと思いました。



話して

良かったのか

わかりませんが


ほんの少しでも

心に残ってくれたらいいな


今日はそんな日でした。