
月読命(つくよみのみこと)の物語
静けさの神が来るとき
神話の中で
あまり多くを語られない神様がいます。
太陽の神でもなく
火の神でもなく
雷の神でもない。
けれど
とても大切な役目を持つ神。
それが
月読命(ツクヨミ)
静けさを司る神です。
語られない神
日本神話では
天照大御神
スサノオ
この二柱は多く語られます。
けれど
月読命は
ほとんど物語に出てきません。
なぜかというと
月の神は
動かないからです。
戦わない
争わない
奪わない
見せない
ただ
そこに在る。
🌙静けさは弱さではない
多くの人は
強い光
大きな声
目立つ力
を神の力だと思います。
でも
本当に世界を整えるのは
静けさです。
夜があるから
朝が来るように
月があるから
太陽は輝けます。
月読命は
光を出す神ではなく
光を整える神です。
月の神が近くに来るとき
この神の気配が近くなると
人は
外に向かって動くより
内に向かって静かになります。
人と距離を取りたくなる
一人の時間が必要になる
言葉が少なくなる
派手なことが合わなくなる
自然の中に行きたくなる
それは
後退ではなく
整えている時間です。
月読命の役目を持つ人
月読命に縁がある人は
✔ 前に出続けられない
✔ 静かな場所が必要
✔ 人の感情に敏感
✔ 争いが苦手
✔ 光が強すぎる場所に疲れる
✔ 自然の中で回復する
でもその人は
弱いのではなく
場を整える役目の人
です。
神々からの言葉
我は月
照らさず
争わず
奪わずただ整える
お前が静かになる時
世界は整い始める
動かぬことを恐れるな
月は動かず
満ちていく
強く進むことより
静かに整えることの大切さを
感じています。
何かを成し遂げることより
安心できる場所を作ること。
目立つことより
続けられること。
もしかしたら
月読命の役目は
今の時代に
とても必要なのかもしれません。
静けさは弱さではなく
光を守る力だからです。
