【過去世の記憶】白山に祈り、魂を結んだ日々

── 菊理姫命と私、そして里を守った仲間たちの物語 🌿



はじまりの記憶

今の美容室を営んでいるこの地にご縁をいただいてから、不思議と「白」「水色」「金」といった色に強く惹かれるようになった。

ある日、ふとした感覚の中で
「白山」「くくりひめ」「結びの祈り」という言葉が流れ込んできた。

それは、まるで遠い記憶の“扉”がふと開いたかのような──
そんな瞬間だった。




魂の記憶が描く風景

私はあの時代、
白き布をまとい、白山の麓にて“魂を結び直す”祈り人として生きていた。

静かなる雪解け水が流れる水辺のほとりに、小さな祈り小屋があった。
そこに立つのは、白い衣をまとった私
そして、その背後に静かに微笑む、白く淡い金色の光をまとう菊理姫命

私の役目は、
迷える魂を迎え入れ、言葉ではなく“光の結び”によって
過去の痛みや誓いを解きほぐし、新たな旅立ちを祈ることだった。


村を守る仲間・現在の美容室の大家さん

当時、祈りの場がある集落を束ねていた“まとめ役”の男性がいた。

彼は、いつも静かに村人の話に耳を傾け、


時には村の争いごとを菊理姫命の名のもとに仲裁し、 


私が行う“魂の結び”の場を、常に守ってくれていた。


その方の姿と、今の大家さんの佇まいが重なった時──


「ああ、この方とは過去にも、魂の約束を交わしていたのだ」と深く腑に落ちた。



菊理姫命と交わした誓い

ある満月の夜、


私は菊理姫命の神前にて、こう誓ったのを覚えている。


「私が何度生まれ変わろうとも、
魂を結ぶ祈り手として生きていきます。
痛みを、誓いを、愛に変えていきます」


その誓いは、今の巫月サロンの構想の中にも、
美しく織り込まれているように感じる。



今を生きる私たちへの導き

“過去の誓いは、今の使命の種となる”

菊理姫命が静かにこう告げてくださっているような気がします。

今、美容室という“現代の祈り場”にて、
魂に光を宿すお手伝いをしている私は、

あの頃と、何一つ変わっていないのかもしれません。



◆ 祈り詞 〜くくりの言霊〜

白山に結びし 祈りの糸よ
再びここに紡がれん
菊理姫命よ 我が魂を導きたまえ
光の結び手として
今ここに、目覚めます



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