もともと、自分を高める自己啓発の本を読むことが
好きで、常にこうであらねば!
と、自分を律していたような気がします。

以前も、書いていたかと思いますが、
私は、美容師を目指し励んでいた頃は、鈍臭く、同僚には、追い越され、どんどん引き離される…指導者からは、怒られてばかり…
シャンプーも入らせてもらえず、掃き掃除と、受け付けだけの業務で日々涙を浮かべて、唇を噛み締めていました。
長崎の田舎から出てきた私は、親と3年は必ず頑張ってくる!、、と、約束していたにもかかわらず
もう、1、2か月で自分には才能がないのだと諦めて
自分なんかが美容師になったらみんなが迷惑する…と、勝手に思っていました。

そんな時、当時の店長が…その頃、私が18で、その方は、たしか21.22歳位だったと思うんですけど、凄く大人の落ちついたどっしりした人で、…今思うと、凄く若かったんだな〜と、びっくりしますが、

私がいつものように泣きそうな顔で、受け付けに立っていると、「ちょっと風にあたりにいこうか」と、連れ出してくださり…たわいもない話しをして、「私が付き合ってあげるから頑張り」と、…それから、毎日朝早く店長を電話で起こして、みんなが出勤する前にシャンプーのトレーニングをしてもらいました。

正直、仕事でヘトヘトで、朝早くに起きて又、朝練…

夜は、別のレッスン(ワインディングなど)

こんな事やってて何になるんやろ?…しんどいなー
周りはどんどん進んで、ポイント稼いで給料につけてもらっているのに…と、思ってました。

1カ月2カ月経ち、シャンプー試験がありました。

合格💮しました。

私は、嬉しくて嬉しくて、涙がポロポロ出たんです。

今も、冷めた時代だと言われていますが、その頃も、もうすでに冷めた時代だったので、指導者の方が感動されて、

今時、泣いて喜ぶ純粋なやつがいる!と、全店(多分22店舗位あった)に私の名前と、お店が

上がり、

店長は、鼻が高かったそうです。


…長い!

次回へ、続く