排泄に関する病気
犬の下痢は、食事の与えすぎや、乳製品、脂肪分の多い食事、ストレスによるものなど、様々な原因が考えられます。食事内容に問題がなく、数日で治るようであれば問題ありませんが、元気もなく、食欲もないようでしたら、獣医に相談しましょう。
カルシウムのとりすぎによって便秘になることもあります。食事内容を改善してそれでも便秘が治らないようであれば、獣医の検診を受けましょう。また便に虫が混じっていることがあります。これは瓜実条虫、回虫といった寄生虫なので、病院に行って薬をもらいましょう。
尿は、回数や色をチェックするようにしましょう。ペットシーツを取り替える時に、色がおかしければ感染症や膀胱炎の可能性があります。また回数があまりに頻繁の場合も要注意です。
尿がまったく出ないという症状が稀に見られますが、これは尿閉といって尿路が塞がれているか、乏尿といって腎臓に障害ができ尿が作られていない病気の可能性があります。これは命に関わる重大な病気なので、症状が出たらすぐに獣医に診せるようにしましょう。
| 下痢 | 食事の与えすぎ、乳製品・脂肪分の多い食事、伝染疾患、寄生虫、中毒 アレルギー、ストレス |
| 便秘 | カリシウムの多い食事、肛門嚢炎、ヘルニア |
| 尿の色が異常 | 赤い…感染症、結石、タマネギ中毒、急性フィラリア症、膀胱炎 黄色…肝臓疾患 濁っている…膀胱炎、尿道炎、前立腺炎 |
| 尿が出ない | 尿閉、乏尿 |