こんにちはにっこり

 

先週金曜の夜番組では

元官房長官の塩崎恭久さんを

お迎えして「里親」について考えました。

 

厚生労働大臣時代には、

「里親」の制度づくりに力を注いだ塩崎さん。

引退後、自身が「里親」に登録し、

この夏、2人の女の子を迎えたそうです。

 

自分が作った制度の担い手になる、

政界でも珍しい選択ですね。

 

親から離れて育つ子どもは

全国に4万2000人余り。

 

そのうちおよそ8割が「施設」で暮らし、

「里親」のもとで育つのは、およそ2割です。

 

世界的に見ると、

アメリカやオーストラリアなどが8割以上ですから

日本はとても低い水準です。

 

子どもの「愛着」を育てるには、

「家庭的な環境」が必要だと言われながらも

人手不足もあって進んでいません。

 

あまり知られていないことですが、

 

「里親」になる条件に

子育て経験の有無は関係ありませんし、

手当や、生活費も月額で支払われます。

 

興味がある方は、お近くの自治体や

児童相談所にご相談されてみてください。

 

虐待事件については関心の高い日本ですが、

親から離れて育つこととなった子どもたちの

「その後」の育ちについても、

想いを寄せていきたいと思います。

 

  (放送後、塩崎さんと。

  岸田のお洋服は NARACAMICIEさん)