ひとつ前にこんな記事↓を書きました♪︎
どうしてこういう事を思っているのかというと…
音楽で一番大事なのが流れだからです
音楽の流れを止めない事。
流れを止めない、時間を止めない、呼吸を止めない。
とにかく絶えず流れ続けること。
すなわち自然の状態でいること
と言うとなんか怪しい感じがしますが
ちょっと極端な表現になっちゃったけれど、
とにかく一度乗り始めた流れを止めないこと
これが本当に何よりも大切だからです。
例えばピアノ演奏なら、
ミスしない事より止まらない事の方が大事
なのですよ
音楽はモノとして残らない、時間の芸術だから。
そして私は、
幼児期のピアノレッスンも同じだと思っています
特に幼児期の生徒さんをレッスンする時は、
レッスン全体が“ひとつの流れ”になります。
子どもの世界にこっちが入っていって、
その世界観の中でピアノを使って音楽をやるイメージ。
子どもが作る流れの中にこっちが乗りに行く
だから「ピアノのレッスンはこういうもの」という
『型』はそんなに重要ではないのです。
・じっと座れない
・先生のお話が聞けない
・すぐ他の事に脱線する
・最後まで集中して弾けない
って大人には見えていても、
お子さんの方は一貫した流れの中にいて、
レッスンを通して自分の世界観を表現しています
だからその流れを、
「ちゃんと座って!」
ってお母さんお父さんが止めに入らなくても大丈夫
その時は私もお子さんの世界の中に入って、
私も流れに乗ってその子だけのレッスンをしているので、
傍目にはガチャガチャして見えるかもしれませんが(笑)、
それはそれで完璧な状態なんです
「ちゃんと出来ているかどうか」ではなくて、
「今、何を表現しているか」という視点でいいんです
だってピアノ教室は学校じゃないし、
個人レッスンなら集団行動が必要な場でもないのだし、
せっかくその時間と空間を1対1でたっぷり使えるのだから、
『レッスンの型』に囚われるのは勿体無い
『ちゃんと座ってちゃんと弾く』
だけがピアノのレッスンではなくて、
レッスンでやる事なんて他にいーーっぱいあるのだから
正解はひとつじゃない。
もっと別の視点がたくさんたくさんある
だってやっているのは【芸術】なのだから、
本当は“目に見えない部分”の方が大切なはずなんです
生徒さん募集中