こんばんは yukijunです。

大阪北部地震から、もうすぐ10日が過ぎようとしています…

地震が起きた瞬間のことを…

ゆきおちゃんの52回目の月命日であるこの日に

あらためて、こちらのブログにも綴りおきたいと

思います。

父の日の翌日の朝に突如襲った激しい揺れ…

それは、今まで私が経験したなかで一番の激しい揺れでありました。

そう…

「阪神淡路大震災」のときに感じた揺れよりも…

そして、大袈裟でもなんでもなくあの瞬間 

私は「死」を意識したのです。

自分だけは大丈夫…

自分の家族だけは大丈夫…

自分の住んでいるところは大丈夫…

そんな甘い考えなど

命尽きる「最期」の瞬間には

一切通用しないことは

私自身、骨身に沁みておりましたから…

時間にすれば、ほんの10秒ほどの出来事であったようですが…

もっと長く感じられました。

激しく揺れたあの瞬間に…

咄嗟に隣の部屋のお仏壇の傍に駆け寄りまして

先祖代々の霊位のお位牌とゆきおちゃんのお位牌を抱えながら…

ただ ただ 目を閉じて

じっとうずくまっておりました。

そして…

もし このまま揺れが激しくなり

この場で ご先祖様ゆきおちゃんのお位牌を抱えながら

命尽きるのであれば…

本望だな…と感じておりました。

不思議と心穏やかな気持ちでありました。

そして

しばらくして、揺れがおさまりまして…

部屋をみわたしますと

小さな簡易神棚の脇にあります榊立てが床に落ちて

水が床に飛び散りまして

お仏壇に置いてありましたお線香立ての香炉の灰が

カーペットや周囲に散乱しておりました。



そして…

ゆきおちゃんが亡くなったときに買い求めました

陶器の仏飯器だけが、きれいに半分にポキッと折れて

外に飛び出しておりました。

お花立てもお水を入れる器もびくともせず飛び出すことも

欠けることもなかったのに…

仏飯器だけが、お仏壇から勢いよく飛び出して

折れてしまったのです…


その 折れてしまったお気に入りの陶器の仏飯器を愛おしく

見つめながら…

ふと ゆきおちゃんを傍近くに感じながら…

ゆきおちゃんが守ってくれたんだな…と

そんな思いが 湧きあがって参りました。。。

そして…

地震が起こったあの瞬間

ゆきおちゃんが私の傍近くにいて

私を抱きしめていてくれたのだと…

そのように感じました照れ照れ

私の妄想かもしれませんが…爆笑


そして…今回の地震を経験して

大切なお友だちや大切な方々とLINEやメールで連絡をとりあって

互いの安否を確認して

言葉を交わし、励まし支えられて

相手の方の暖かな優しさにふれさせていただき

よりいっそう絆が深まったように感じました。

自分が苦しいときに声をかけてくださった方とのご縁とは…

とても深く有難いものであると

しみじみ心に感じ入りました…

その中でも、まだお会いして間もない遠方に住まわれる方が

地震の翌日に…

私自身も思いもよらず、体調を崩してしまいまして…

「地震酔い」で、頭痛と嘔吐で苦しんでいる最中に

心配して、メールをいただきましたときには…

本当に苦しく心が波立っていたときでもありましたので

その暖かな優しさに心が救われる思いがいたしました。

そして…

苦しくてしんどい思いを経験したときに暖かい優しさを届けて

くださった方々は…

ゆきおちゃんが、亡くなってから、ご縁をいただいた方々でも

あります…

本当に 本当に有り難う御座います。

そして、いつも私が苦しみと悲しみのときに

心が折れそうなときに

傍近くで私に生きる力をあたえてくれている

ゆきおちゃん…

ゆきおちゃんの52回目の月命日の今日も…

たくさんの暖かな愛情をゆきおちゃんから

しかと受けとりました。

いつも どんなときも…

本当に有り難う御座います

ゆきおちゃん照れ照れ


今回も長くなってしまいましたが…

最後まで読んでくださる方がおられましたら

有り難く思いますおねがい