仏教から学ぶ心の在り方

仏教から学ぶ心の在り方

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経典についてその発祥から現在に致るまでについて調べました。
まず仏教とはインドが発祥の地であり、御釈迦様がその始祖です。
御釈迦様は初めにその教えを多くの人に伝え、入滅後に100年ほど経ってから弟子がその教えを色々な解釈のもと経典としてまとめました。

それを三蔵法師が中国からインドへ旅して持ち帰りました。
ここが重要です。

三蔵法師は中国人で、御釈迦様はインド人です。
お経って漢字ですよね。

摩訶般若波羅蜜多心経

これってどういう意味?

漢字そのものに意味があって、般若心経って般若と関係があると思っていましたが、どうやら違うようです。

パーリ語の音を漢字で当て字をしたものらしいのです。

摩訶はパーリ語の"マハ"
多い、偉大という意味の言葉の当て字で、
般若はパンニャーの当て字で慧(知慧)という意味であり、
波羅蜜多はパラミータの当て字で悟りの彼岸に到達することであり、菩薩の成すべき徳目としています。

つまり摩訶般若波羅蜜多心経とは、
偉大な知慧に菩薩の視点から到達するための経典という意味になります。

漢字の意味からは全く読み取れませんよね。。。

ちなみに仏教でいう知慧とは世界の究極的心理であり、それを曼荼羅によって図示しています。
仏教とは偶像崇拝して如来や菩薩を信仰して現実世界から目を背けるためのものだと勘違いしておりましたが、実際は世界の究極的心理を教えることを目的とし、その心理をいくつかにわけて表現した方法が菩薩や如来なのです。

ちなみに如来は
大日如来
薬師如来
阿弥陀如来
釈迦如来
があり、完全な人格者、つまり悟りの境地にある人を指します。

ん?

如来って実在するの?
実在しますが、この完全な人格者よいう意味のとりようでどうとでも解釈できます。

般若心経の題名について調べただけで、私の中に仏教に対する勘違いが多くあったことがわかりました。

引き続き経典、まずは文字数の少ない般若心経について考えていきます。
般若心経は心経600巻をまとめたものらしいので、それほど簡単ではないでしょうが、頑張りたいと思います。

よろしくお願い致します。