ちょっとひとりごとみたいなブログになると思いますが。


先日、同級生だらけの結婚式→披露宴→二次会以降に行き思った事。




野球部のメンバー5人で乗り合わせて式場まで行く時
初めて今日来るメンバーを聞き、真面目でエリ-トコースまっしぐらのハズのKが来ないと。

どうしてか聞くと、とある県警で4,5年勤めたあと退職し、
海外放浪などを経て、自宅にひきこもり・・・

『俺、みんなに言えるような事やってないから欠席で。』 と。


あ!もちろん、みんなに言えるような事をしていないと言うのは
悪い事をしているという意味ではなく、普通~立派な事をしていないという意味です。


その子は小・中と、割と強い野球チームに所属しており、高校から私と同じになったのですが、何せ高校では丸刈りにもしなくていいような、楽しむタイプの弱小チームだったため、他の部員も野球が好きなだけで強くもなく、ダラけている日もあり・・・

おとなしいハズのKは何度か顔を真っ赤にして『おまえら、ちゃんとやろうや!! 俺、こんな野球がしたいんじゃないねん!!』・・・って言っていたのを思い出します。


文武両道と監督に言われているのもあり、野球部は成績が悪ければかなり叱られるのですが、その子は一度も叱られているのを見た事がないし、大学も比較的偏差値の高い所へ行きました。


それから県警に入り、そのまま階級?もどんどん上がり・・・
白バイ隊になると言っていた夢も、叶えているだろう・・・

そんな未来が想像できるような子だったのですが。


逆に、よく監督に『野球部が補習!?アホはここにいらん!!』・・・などと叱られていた部員のほうが今は誰もが知っているような企業に勤め、部長クラスにまでなっていたり。


なんとなくOLや販売員をして、今や主婦の私には、生きるために働くという男性的なものの見方をしたことがないのもあり、一体どういう事で人の人生がこうも変わっていくんだろうと思い、式場までの車中で男たちの意見や考えを聞いたところ

挫折は早いうちにしたほうがいい

と、男達は口を揃えて言い、すごく納得しました。



憶測ですが、Kは大きな挫折を県警で味わったのではないかと。


学生時代まで順調で、いざ社会に出た時に世界が広すぎて、立派な人がたくさんで自分なんて・・・となる男性(ごめんなさい、一概には言えませんがその時の結論的にこんな表現になります)は多い、Kに限った事じゃない。

男性陣は、『そんな話は珍しい事じゃないけど、まさかKがそうなるとはなぁ』と言っていました。


昔よくあった『まぁまぁデキる子が褒められて褒められて、周囲を裏切れなくて頑張り過ぎて燃え尽きる=燃え尽き症候群』もそうですが、やっぱり人生順風満帆だけじゃなく、多少落ち込む時期もありつつ大きくなったほうがいいのかな?


なぁんて、我が子に置き換えたり 自分の人生を振り返ったりしたのでした。








だからなんだという訳ではないのですが。



完全なひとりごとでした。











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