採卵前日、私は緊張でほとんど眠れませんでした…





ということは全く無く、22時就寝し、6時にスッキリ目覚めましたデレデレ

ブセレキュアを使用し始めてから眠気がかなり強く、眠りも深くなりました照れ(まぁ副作用だろうけど)
緊張していたはずなのに、あっという間に朝を迎えました。



当日は7時半には病院にいるようにという指示だったので余裕をもって病院へ。



私の通う病院は、採卵は全身麻酔だったので、夫に送迎を頼みました。

8時過ぎくらいに採卵、9時には夫に精液を持ってきてもらわなければならず(私の通う病院には採精室が無い滝汗)夫は一旦帰ったらすぐ出して笑また病院に向かわなければなりませんでした)

全身麻酔は子宮外妊娠の手術で経験済みだったので特に緊張はありませんでした。
注射の痛みや点滴の痛みよりも何よりも、私はただただ結果を知ることの方が怖かった。




麻酔が効きやすくなるよう、お尻に注射をし、手術着に着替え、手術室へ向かいました。


手術台に上がるとき、子宮外妊娠で手術をした時が思い出され、一瞬足がすくみました。



あの時はお別れのために登った台だけど、今はお迎えに行くために登るんだ…




自分にそう言い聞かせ、台に横になりました。


看護師さん「それでは麻酔しますね」


身体半分が冷たい!!と感じた次の瞬間からは記憶がありません。





うっすら看護師さんから「終わりましたよ」と声をかけられた気はしますが、かなりあいまいです。



気がついたら朝案内された病室にいて、夫が傍らについていました。


夫の友達が看護師として働いていたらしく、夫は自分の精液を出すときずいぶん恥ずかしい思いをしたそうです滝汗(夫は「ごめん、お願い」とか言いながら渡したらしく、お友達は「全然いいよー」と普通の対応だったそうですが…←そりゃそうだろ)




せっかく来てくれた夫を退屈させるのも悪い気がして、私はずっと喋っていましたがまだ麻酔が残っていたため何を喋っていたのかは記憶がありません……





精液の再提出の必要も無い、結果も夕方までわからないため、夫は一旦帰っていきました。





ひとりぼっちで病室に残されましたが、夫の友達やRのお姉さんがたびたび様子を見に来てくれたし、私もなんだかとても眠く、うつらうつらしているうちにあっという間に夕方になりました。








看護師さん「お名前が呼ばれたので中待合室でお待ち下さい」








さっきまであんなにのんきにしていたのに、とたんに怖くなりました。




今から中待合室で待つ旨を夫に伝え、一人静かに待ちました。





やがて名前が呼ばれ、内診です。





先生がカーテン越しに私の足をとんとん叩きました。



先生「お疲れ様でした。いっぱいとれちゃった」



私「え?」











先生「30個もとれちゃった」







私「えっ!!」





内診中にも関わらず、かなり大きい声が出ました。




先生「まあ全部がいいやつじゃないけどねー。これからまた減るとは思うけど…とりあえず御の字じゃないかな。ホルモン値かなり高くなってるからこれからOHSSがひどくなるかも。最悪腹膜炎になる可能性もあるから気を付けてくださいね。そんな訳だから移植はしばらくしないね」









7個くらいって言ってなかったっけか………






もうびっくりし過ぎて「はぁ…」としか答えられませんでした。






迎えに来た夫に結果を伝えました。






夫「良かったねぇ。受精してくれるといいね」






翌日は受精確認のため再受診です。





夫と二人、祈る夜を迎えました。