5月18日の「よ～いドン！」オススメ3のコーナーでご紹介させていただいた
2軒目はグランジュールさん。

イグレックプリュスなどで修業を積まれたシェフが、

地元である神戸・谷上にオープンされたお店で、見た目も華やかなケーキの他に、

9種類も並ぶ豪華なロングケークやショコラバーなど、手土産にも贈り物にも

ピッタリの本格的なお菓子が取り揃えられています。

今回ご紹介させていただいたのは、旬のケーキの中で

お問い合わせランキング断トツNo.1という、清見オレンジをたっぷりと使った

その名も「キヨミ」というケーキです。

清見オレンジが、ムース、ジュレ、ジャム、そしてフレッシュと

色々な形で使われています。

まずサブレ生地の上に皮ごと使った清見レンジのジャムをたっぷりと塗り、

清見オレンジのジュレとショコラのテリーヌを入れた

マスカルポーネと清見オレンジのムースをのせ、

アーモンドスライスを周りにまぶし、シャンティを絞り、

フレッシュの清見オレンジを飾って。

これだけふんだんに清見オレンジが使われているんですが、

実はこのケーキは清見オレンジありきで考えられたものではなく、

中に鋳込まれているショコラのパーツから考えられたお菓子なんです。

このショコラは、ショコラの商品の中のスペシャリテである

「カフェ・キャラメル・ブラウニー」のショコラバーをテリーヌ状にしたもの。

このショコラやカフェの苦みに合う素材として柑橘系、その中でも

みかんのような丸い酸味とオレンジのような爽やかな香りを併せ持つ

清見オレンジをセレクトし、まろやかな酸味のマスカルポーネと合わせて、

今の時季にピッタリの、爽やかでフルーティーなムースに仕上げられています。

ムースはトゥルンと軽やかで、ショコラはねっとりと濃厚。

中に入っているクルミやアーモンドがカリッと香ばしく、

さらにサクサクのサブレやアーモンドスライスがアクセントになり、

所感のコントラストがとても素晴らしい一品です。

キヨミ@グランジュール