LE BON MARCHE(ル・ボン・マルシェ) Open☆ | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
  


 
東心斎橋のビストロ・ア・ヴァン・ダイガク さんと
堺筋本町のル・ヌー・パピヨン さんは、
気取らない雰囲気の中、豪快に楽しく美味しく滋味溢れる
フランスのお料理を楽しみことができる私も大好きなビストロ。

そんな両店を経営される関本大学さんの新展開となる
ル・ボン・マルシェさんが6月8日にオープン。
パリの美味しさをお持ち帰りできるトレトゥール(お惣菜屋さん)です。

谷町6丁目の駅から徒歩2分。
相変わらず方向音痴の私はぐるりと遠回りしてしまったけど
超駅近なので、次回は間違いなく駅からパッと行けるはず・・・です(笑)







オープン3日目。
店内はお祝いのお花であふれていました。
皆さんご存知のレストランやパティスリーさんばかり。
ダイガクさんのお人柄がうかがわれますね。

最近はお祝いのお花のアレンジも個性的でとっても素敵。
お花好きの私は、眺めているだけで幸せな気分になれちゃいます♪

 
 
 


 
私の身長ぐらいある、とっても大きなショーケース。
お菓子屋さんにはまずない大きさですね^^;

 
 
 



トレトゥールはフランス語で、お惣菜屋さんという意味。
フランスの街角ではよく見かけるスタイルで、パティスリーさんでも
美味しそうなトレトゥールを数多く揃えるお店があります。

ヴェリーヌやテリーヌ、キッシュ、ケークサレなどフランスの定番のお惣菜に
シェフオリジナルのアイデアがキラリ☆
ダイガクさんでいただくビストロのお料理に比べると
繊細でお洒落なビジュアルのお惣菜が多いかな。

それにしてもなんて綺麗で美味しそうなショーケースなんでしょ~♪ 
あれもこれも食べた~い!って目移りしすぎて
一人なのに危うく大人買いしちゃいそうになったので(笑)
一度深呼吸をして。。。

 
 
 



パリのレストランやパティスリーでの人気をうけて、
日本でも数年前からブームとなり、定番化しつつあるヴェリーヌ。

ヴェリーヌとは、ヴェール(グラス)+テリーヌ(冷製の前菜)を組み合わせた造語。
ゼリーやムースなど色とりどり素材が何層にも重なり、
舌で味わう前に、まず目で楽しむことができます。
グラスでないと表現できないギリギリのテクスチャーを表現できるのも魅力ですよね。

ヴェリーヌは、フランスの地方名をネーミングした
パリ、アルザス、ブルターニュ、マルセイユ、バスクの5種類。
それぞれの地方の特産品が活かされています。
  
パリ、マルセイユ、バスクは食べやすい組合せとのこと。
でも実は心の中で、アルザスとブルターニュにしようと思っていた私って(笑)

ヴェリーヌは、スプーンで一気にすくって、タテの層で味わってこそ!
様々な風味と香り、濃度とテクスチャーがお口の中で
渾然一体となってはじめて、シェフの意図する味が構築されるわけです。

 
 
 


 
こちらは私も初体験。土台がフィナンシェのようなケークサレなんです。

自家製ロースハムとベシャメルソースを重ねたシャンボン・グラチネと
イベリコ豚のチョリソーとバスク地方の郷土料理パプリカのトマト煮込み
ピペラードを重ねたチョリソー・ピペラド。

前菜感覚で冷たいまま白ワインに合わせても
温めてソースをとろりとさせても美味しいそうですね。

 
 
 


 
キッシュもこんなにオシャレに。

ソーモン・フュメは、自家製スモークサーモンにふんだんにオゼイユの入った 
爽やかなクレームを添えた一番人気のキッシュ。 
この自家製サーモン、私もヌーパピさんでいただいたことがあるんですが、
脂がのっていて肉厚で、とっても美味しいんです~。

ジャンボン・クリュは、ナス、トマト、ズッキーニの夏野菜と生ハムをトッピング。
野菜の旨みと生ハムの塩気が美味しいキッシュ。

キッシュの土台の部分のみを温めて、サーモンや生ハムをのせなおして
いただくのが私流かな。

 
 
 


 
ヌーパピさんでも大好きなこの2品。
今年に入ってからテリーヌにはまり、すっかり肉食女子になっている私^^;
塊があると完食しちゃうので、こんな風にあらかじめスライスしてもらえてると嬉しいですね。
豚肉の臭いがあまり得意ではないんですが、なぜかこの2品は大丈夫。
肉の旨みはしっかりと感じられるのに、後口に全く嫌な感じが残らないからかな。

テット・ド・フロマージュは、豚の頭肉のコリコリ感がたまりません♪
テリーヌは、That's豚肉!
しっとり、じわ~とお口いっぱいにお肉の旨みが広がっていきます。
毎日買いに行ける距離にあればいいのに~。

 
 
 



 
お野菜を使ったサイドメニューも色々と揃えられています。 
 
テリーヌにはピクルス!と思っている私は、レギュームアラグレックを購入。
ただ酸味があるだけでなく、コリアンダー、クミンとスパイスとハーブが効いた
クセになっちゃう美味しさ。
ただ危険なことに・・・食欲が増進しちゃいます^^;

 
 
 


 
デザートは、この日はこの1種類のみ。
ゆくゆくは、3種類ぐらいは作りたいとのことでした。

ベリーをマセレしたキルシュをソースにしたブランマンジェ。
フランス伝統菓子も登場するといいなぁ。。。

 
 
 



心がワクワクしちゃう美味しい、楽しい空間。
お会計をしていただいている間に振りかえると・・・
外の風景がパリの風景に見えちゃう気がするから不思議です。

お花がお椅子の上に飾られていたので、もしかしてゆくゆくは
イートインスペースもできるんですか?とおうかがいすると・・・
2~3ヶ月後には。。。とおっしゃっていました。
イートインできるようになると、オシャレなブランチ使いできるがなぁ。。。
あぁ、本とに・・・ご近所に欲しい1軒です!

  






ロゴもとってもキュート❤

フランスのお店って、ロゴや看板がすごく可愛いですものね。
 





 
ブルー×ホワイトのストライプのショッパーも素敵。

今回はアルザスとブルターニュのヴェリーヌとシャンボン・グラチネ、
テリーヌ ド カンパーニュ、レギュームアラグレック(ピクルス)、
ブランマンジェを購入しました。

ヴェリーヌは冷前菜なのであっさり系かと思いきや、ムースはコクと旨みがしっかり。
フィリングも贅沢で、全層一緒にいただいたときの風味と香りのマリアージュも素晴らしい~。
ひとつでも結構満足感がありますよ!

 
パリの日常のお惣菜を通して、本場の美味しさを伝えたい!
という想いがひしひしと伝わってくるお店。

女性お二人で製造・販売をされているので、暫くは大変だと思いますが、
メニューも少しずつ変わっていくそうなので、さらに遊び心がプラスされた
色々なお惣菜を楽しめるようになるといいですね♪
ご近所にあったら、足繁く通っちゃうこと間違いなしの素敵空間。
遠いけど・・・また近いうちにリピしちゃうこと間違いなしです。

 
お酒が飲めないので、悩み事があると食に走ってしまうんですが、
なんか今回は肉一直線の私。。。
先日もヌーパピさんで豚のすね肉のゼリー寄せや
タルタルステーキ、シャロレー種牛リブロースステーキなどを
いただいてきました。頑張って白ワインも1杯^^;
美味しいお肉ガッツリいただくと、なんだかパワーがわいてきますよね。
写真も載せたかったんですが、すでにかなり長くなってしまっているので。。。

 
 
 
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店名:LE BON MARCHE(ル・ボン・マルシェ)
住所:大阪市中央区安堂寺町2-3?3
電話:06-6191-8000
定休日:月曜
営業時間:11:00~19:00