お取り寄せ講座☆ガレット・デ・ロワ・関東編 -1 @ よみうり神戸文化センター | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
ガレット・デ・ロワ・関西編


 
 
●プレジール ナチュール
(15cm)




 
プレジールさんのガレット・デ・ロワは今年初体験!
東京のスイーツ好きさんの間で、今とても熱いお店です。
この1/23で、リニューアル1周年を迎えられたプレジールさん。
つまり捧シェフがシェフパティシエになられてからもちょうど1年ということですね。
おめでとうございます~♪
 
実は私がツイッターをはじめるきっかけになったのが、こちらの捧シェフだったんです。
偶然お食事を一緒にすることになったときに、自分もしているので是非!と
薦められ、それまで1年ぐらい散々友人達に薦められていたのを
断り続けていた私があっさりと陥落(笑)
でもこのひと言に今ではとっても感謝しています。
毎日東京のお友達やシェフ達と色々お話ができて、とっても楽しいんですもの♪
でもみんながあまりにも毎日一緒に行動しているので、
どこでもドア~と叫ぶ日も多くなっちゃった気もするけど^^;

そんな捧シェフがプレジールでガレット・デ・ロワを初めて作る今年は、
ナチュールと、シュトーレンの時季に仕込まれた自家製マロングラッセと
捧シェフが大好きなノワゼットを組み合わせたノワゼットマロンの2種類が登場しました。

  

 
 
 
 
フィユタージュはアンヴェルセ(逆さ折)で、はらはらっとお口のなかでほどけ散る
さっくりと軽い食感に仕上げられています。 
捧シェフは、生地をメインで食べさせたいお菓子はアンヴェルセで折り込んでらっしゃるそう。
 
クレームはダマンドにパティシエールを加えたフランジパーヌ。
しっとり、ふんわりとした口あたりで、豊かなアーモンドの香りと
バニラのやさしい甘みが広がります。

シェフのブログを拝見すると、模様はカッターの刃で描き、
焼成後粉糖をふり、もう一度オーブンに入れ、表面を綺麗にキャラメリゼされています。
これでさらにフィユタージュがパリッ♪と軽やかな食感に仕上がるわけですね。
ナチュールは、葉っぱが何枚も折重なる繊細なデザイン。
これは捧シェフが修業をされていたルコントの定番デザインだそうですよ。 

 

 
 
 
●プレジール ノワゼットマロン
(15cm)




 
こちらは、フイユタージュの中にノワゼットクリームと自家製のマロングラッセを
たっぷり詰め込んで焼き上げたノワゼットマロン。 
センターを少しずらした位置から太陽模様が描かれています。 
 
捧シェフが大好きな素材であるノワゼットと自家製のマロングラッセの組み合わせ。
シェフ自らが美味しくないわけがありません!とおっしゃる通り、
美味しくないわけがないですよね~^^; 
 
 
 




 
香ばしく香る皮つきのノワゼットと、ラム酒とバニラが香る
マロングラッセの相性は、もちろん抜群です!
 
写真でお分かりいただけますか~?
底部にたっぷりとマロングラッセが敷きつめられています。
通常マロングラッセというと、長期保存を考え、
糖度は高くかなり濃厚な甘みに仕上げられています。
しかしこちらは自家製ということで、5日間かけて少しずつ糖度をあげながら、
栗の中心部までじっくりと甘みを浸透させていったものなので、
市販のマロングラッセに比べると格段に糖度が抑えられています。
まるで和栗の渋皮煮のようなほっくりとした食感で、
栗そのものの味わいが最大限に引き出されている感じ。

この栗感溢れる、甘さ控えめのマロングラッセの風味と、
ノワゼットの香ばしさがお互いを引き立てあい、
ラム酒とバニラの馨しい香りの余韻が、ひとつにあとめあげている
リッチで上品なテイストのガレット・デ・ロワ。

フェーブは別添えに。2種類とも絵画シリーズでした。





●カルヴァ ナチュール(15cm)




 
カルヴァさんのガレット・デ・ロワも初体験。
カルヴァさんは、お兄さんの聡シェフがブーランジュリーを
弟さんの二郎シェフがパティスリーをと、御兄弟が一つの店舗内で 
ブーランジュリー&パティスリーを展開されている珍しいスタイルのお店。
オープン直後 にお伺いさせていただいてから、少しご無沙汰してしまってすいません。。。

その後もお菓子はちょこちょこお取り寄せ等でいただいてたんですが、
実は12月にシュトーレンをお取り寄せしようと電話でスタッフさんに
名前や住所等をお伝えしていたところ、突然電話を変わられて、
出てくださったのが聡シェフだったんです。
まさか1年前に一度お会いしただけの私のことを覚えていてくださったなんて(涙)
そしてさらにいただいた後にちょっとお聞きしたいことがあり
お電話をしたところ、シェフに代わってくださり(名乗ってないんですが)
私の声を聞いた瞬間に「こんなマニアックな質問誰かと思いました~(笑)」って・・・
 
シュトーレンはブーランジュリーの聡シェフのご担当だったんですが、
ガレット・デ・ロワはパティスリーの二郎シェフがご担当。
シュトーレンもそうでしたが、やはりアレンジバージョンは
カルヴァさんの店名の由来でもあるポンムでした。

こちらのフィユタージュは今回いただいた中でも
かなり浮きが高く仕上げられていました。  
 
 
 



 
フィユタージュはアンヴェルセ。
クレームは、クレーム・ダマンドのみというシンプルなスタイル。
最近はクレーム・フランジパーヌにされるお店が多いので、
ほろほろっとほどけるようなクレームの食感が逆に印象的でした。
アーモンドのふくよかな香味もストレートに伝わってきます。



 
●カルヴァ ポンム(15cm)






 
ポンムは二郎シェフがノルマンディー修業時代に学ばれた
想い出のガレット・デ・ロワとのこと。
ポンムがどんな形で入っているのかな?!

 




 
フィユタージュとクレームはナチュールと同じ。
中央部分にリンゴのコンポートが入れられています。
 
私のカットはやや少なめだったけど、もう少したっぷりと入っているカットも。
でもほんの少量ながら、リンゴの酸味がキュン♪と効いていて
存在感のあるアクセントになっていました。
リンゴとバターって相性抜群ですものね。
リンゴの爽やかな酸味とバターのふくよかな香りのバランスが素晴らしい一品。
こういうタイプのポンムのガレットは初体験だったので、
もし来年も作られるようなら、もっと大きなサイズでお願いしたいなぁ。。。

そして残り福ながら・・・フェーブが当たっちゃいました。
可愛いような・・・のような木の形のフェーブ。
あっ、そういえば、梅田教室でも残り福で2個のフェーブが当たったんです。
やっぱり邪念をもたないでいると当たるんですね^^;
でも一度、一番orみんな同時に選んで当たってみたいなぁ。。。

 
つづきます・・・