久々のサロンで、ゆっくりとイートインした後は・・・
お持ち帰りする焼き菓子を選びにお店の奥に!
実はオーボンヴュータンさんでは、生菓子よりも
こちらの焼き菓子の方が好きだったりするんですよね~(*^^*)❤
さすがオーボンさん! フランス伝統菓子が色々とありすぎて目移りしちゃいました。
でも大きなホールサイズのものが多くて、この日は泣く泣く断念★
いつか講座で、こういう伝統菓子をいただく会も開講したいなぁ・・・
だけどお取り寄せできるものには限りがあるので、私が前日に買い出しに?!
●パン・コンプレ
先日のガレット・デ・ロア講習会@大阪で、
オーボンヴュータンさんで修行経験のある
アベニュー・ド・ラペの河島正吾シェフ が作ってくださったので、
是非本家本元でもいただきたいなぁと思っていたんです。
ガレット・デ・ロア講習会の記事でもふれましたが・・・
パン・コンプレは“完全なパン”という意味で、
フィユタージュでクレームダマンドを包み、粉糖をたっぷりとかけて焼いたお菓子。
基本的な構成は、ガレット・デ・ロアと同じです。
でも見た目はこのような、田舎パンのようなフォルムなんですよね。
実際ブーランジェリーでパン・コンプレと言えば、全粒粉のパンのことですものね。
小さいサイズながら、ダマンドがこんなにたっぷりと入っています!
オーボンビュータンさんでは、お店でアーモンドから挽いてらっしゃるので、
やっぱりアーモンドの風味が格段に違います。
ふくよかな香りと旨みの余韻に、しばしうっとり・・・❤
でも大きなサイズの方が、きっとフィユタージュとダマンドとの
バランスがさらに素晴らしいんだろうなぁ・・・
あらためて、フランス伝統菓子の素朴ながら奥深い美味しさを堪能し、
私はこういうお菓子が好きなんだなぁ・・・と再認識してしまいました。
アーモンドはお菓子の基本となる素材。
今年の伝統菓子講習会@東京でも、アーモンドの美味しさ、
それをメインとしたお菓子の美味しさが紹介されていました。
オーボンビュータンさんの、焼き菓子がたくさん並べられた平台ゾーンは、
本当に私にとってはスキップしたくなっちゃうような空間でしたよ♪
●ル トゥルト フロマージュ
こちらはカット売り(1/4ホール)があったので、購入してみました。
ル トゥルト フロマージュは、ポワトゥー地方の伝統チーズケーキ。
山羊乳で作られていて、真黒なビジュアルが特徴的ですね。
最近は普通に牛乳で作られた、ル トゥルト フロマージュ“風”なものが多いので、
あらためて原型をいただいてみたいなぁと思っていたんです。
シェーブルはあまり得意ではないんですが、このお菓子は
山羊乳の香りが余韻にふうわりと広がる程度。
手で割って、ぱふっ♪と頬張りたくなるような、
しっとり、ふんわりとしたやさしい口あたりです。
表面の真黒な部分は、サクッと固めでちょっぴりほろ苦いので、
食感&風味のコントラストも楽しいですよ。
つづきましては・・・
オーボンヴュータンさんで修行を積んだシェフのお店へ初訪問してきました!