今人気の新町エリアに昨年秋に登場した新星 やまもと菓子店さん。
四ツ橋駅から北西に数分。小さなお店やオフィスが立ち並ぶ通りに
ひっそりとたたずむお店です。
看板が出ているわけでもないので、思わず見過ごしてしまいそうに^^;
一見カフェバーのようなスタイリッシュな雰囲気の外観です。
店内に入ると、右手に焼き菓子の平台、生菓子のショーケースが並び、
その奥になんの仕切りもなく厨房が広がっています。
オーブンもお鍋も材料も…なにもかもが丸見え(笑)
ちょうどカヌレが焼き上がりました~♪
最近シェフとマダムのお二人だけで切り盛りをされているお店は多いですが、
こちらはシェフお一人で製造も販売もされています。
(でもやはり、今赤丸急上昇中の78年組!)
なのでオープン時間は決まっておらず(笑)生菓子が出揃い始めるのが
13時頃なんだそう。
私はビンゴの時間にお伺いしたようで、この日販売される
全種類のお菓子の中からセレクトすることができました。
トライフルのようなグラス仕立ての苺のショート。
40%と脂肪分の低い生クリームを使用しているため、
シャンティがギリギリのテクスチャーになってしまうことからこのスタイルに。
ほわっ、とろ~んとなめらかでクリーミーに口溶ける
ゆる~いシャンティが、どこか昔懐かしい美味しさ。
ふわっとエアリーな口あたりのジェノワーズをとろ~りと包みこんでいきます。
苺の酸味とほんのり広がるキルシュの香りがアクセントに。
誰からも好まれる、ほっこりと安心するやさしい味わいです。
マルコナアーモンドのバタークリームとシュクセ。
ビスキュイ・ジョコンド3枚とシュクセ生地2枚、バタークリームを重ねた
多層構造のこのお菓子は、お口に入れた時の食感のコントラストと
次々と崩れゆくグラデーションが最大の魅力。
ビターテイストのキャラメルでコーティングされたアーモンドスライスが
カリカリッとした食感と苦みのアクセントになっています。
ビジュアルから想像するほどは濃厚ではなく、各層のコントラストが
くっきりと描かれていながらも、全層の一体感も感じられます。
アーモンドの美味しさが色々な形で表現されている面白いお菓子ですよね。
つづきます・・・