チーズケーキ&マリアージュ | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ

 
 
去る4月20日、チーズプロフェッショナル協会(C.P.A) さん主催の講座、
「チーズケーキ専門店に学ぶ チーズケーキ&マリアージュ(大阪)」
の取材にお伺いさせていただきました。

今回講師を務められたのは、チーズケーキ専門店「FORMA(フォルマ)」
事業部長の今里和正氏(写真左)

C.P.A近畿支部からは、フランスチーズ鑑評騎士の谷本氏(写真右)と
フードライセンスマスターの吉岡氏(写真中央)が解説を務めてくださいました。

 
 
 


 
チーズケーキは、こちらの6種類が用意されました。
フォルマさんのチーズケーキ、1ホール半分の量だそうです。。。
皆さん食べきれるのかしら!?

 
 
 



このようなチーズケーキとワイン・紅茶・コーヒーのマリアージュの
チェックシートに、それぞれの相性をチェックしていきます。

チーズケーキ6種×ドリンク4種=全24種類のマリアージュ。
だんだんお腹もいっぱいになってくるので、結構大変です^^;

  

 
 


 
●クレーム・エダム

オーストラリア産のクリームチーズと宮城県蔵王町の無塩ナチュラルチーズベースに、
オランダ産のエダムチーズをふりかけたベイクドタイプのケーキ。

表面は香ばしく、中はクリーミー。
風味や食感のコントラストが魅力です。

 
 
 



●ミェーレ・ゴルゴンゾーラ

イタリア産のゴルゴンゾーラドルチェと相性の良い蜂蜜を混ぜた
ねっとりと濃厚なテクスチャー。

ゴルゴンゾーラの塩気&特有な香りと芳醇な蜂蜜の香りが好相性。

 
 
 


 
●カマンベール・リッチ

フランスのカマンベール村で作られる熟成度の高いカマンベールチーズ
「モンッペリエ」のカマンベールを白カビごと使用し、
オーストラリア産クリームチーズとブレンド。

カマンベールのストレートな風味を堪能できます。

 
 
 



●GGIOチーズケーキ

JR品川駅構内「エキュート品川サウス」に4月にオープンした
FORMA GGIO「フォルマ・ジーオ」限定のチーズケーキ。
こちらは通常のFORMAさんとは少し路線を変えて、
イタリア色を出した商品展開になっているそう。

オーストラリア産クリームチーズをベースに、
デンマーク産のブルーチーズを加え、最後に
イタリア産のパルミジャーノ・レジャーノをスライサーでかけて。
 
時間差で3種類のチーズを堪能できる奥深い味わいのチーズケーキ。
今回の6種類の中で、ビジュアル的には一番膨らみがあります。

 
 
 


 
●ブランシュール

しっとりとした食感が特徴の焼き色のない真っ白なベイクドチーズケーキ。
オーストラリア産のクリームチーズをベースにした爽やかな味わい。

酸味が少なく、濃厚ながら後口は爽やか。

 
 
 


 
●帝塚山フロマージュ

デンマーク産のクリームチーズをベースに、「これぞチーズケーキ」という王道の逸品。
フォルマさんの看板商品です。

誰からも愛される濃厚でクリーミーな味わいに仕上げられています。

 
 
チーズケーキのみの人気ランキングとしては・・・
今回はチーズ好きな方々がご参加されているということで、
 
1位 : ミェーレ・ゴルゴンゾーラ
2位 : GGIOチーズケーキ&帝塚山フロマージュ(同率)

と、チーズの風味がしっかりと堪能できるものが人気という結果に。

 
 
 


 
マリアージュ用のお紅茶には、Mighty Leaf(マイティーリーフ)の
オーガニックダージリン&アールグレイティーを使用。

マイティーリーフは、1996 年に自然・健康志向の高い
アメリカ・サンフランシスコで生まれたティーブランドです。

ダージリンティーとのマリアージュは、票がかなり分かれましたが
ミェーレ・ゴルゴンゾーラと帝塚山フロマージュが同率1位に。
逆にエダムやパルミジャーノとは、あまり相性が良くなかったようです。

アールグレイティーとのマリアージュは、GGIOチーズケーキが1位に。
続いて僅差で2位は、クレーム・エダムと帝塚山フロマージュ。
あっさりとしたテイストのブランシュールとは、あまり相性がよくなかったようです。

  

 
 



マリアージュ用のワインには、ロゼワイン(ピノノワール)を使用。
やや酸味の強いワインだったため、全体的に人気が低くなってしまったのですが・・・

クレーム・エダムとカマンベール・リッチが同率1位に。
ブランシュールとの相性がよくなかったようです。

  

 
 



マリアージュ用のコーヒーには、FORMAさんのカフェでも使用されているという
オーガニックコーヒーを使用。
メキシコ豆75%とグァテマラ豆25%のブレンドです。

全体としては、コーヒーとのマリアージュが一番人気に。
やはり濃厚でコクのあるチーズケーキには、コーヒーが好相性なんですね。

1位はクレーム・エダム。
僅差で同率2位は、GGIOと帝塚山フロマージュでした。
そしてやはり、ブランシュールとの相性がよくなかったようです。
 
ブランシュールはあっさりとしたテイストで、ドリンクに負けてしまうので
スッキリとした白ワインやスパークリングとなら好相性なのではないかな。

 
 
これだけバラエティに富んだチーズを使用したチーズケーキと
様々なドリンクのマリアージュ。

私はテイスティング目的の時はお水を一緒に飲みますが、
サロンなどでいただくときは、相性のいいお紅茶やコーヒーと
一緒に美味しくいただきたいですものね。
プロの方々のご指南のもと、様々なマリアージュを体験することができる
非常に有意義な講座を取材させていただきました。
ご縁を作ってくださったKさん、ありがとうございました。 

チーズプロフェッショナル協会(C.P.A) さんでは、
この他にも様々な講座やイベントを開催されています。
ご興味のある方は、是非HPをご覧くださいね!

6月26日には、シェラトン都ホテル大阪にて、関西一ビッグなチーズイベント
「大阪チーズ食いだおれ!2011」が開催されます。
様々なチーズやチーズ料理を心ゆくまで味わえる
チーズ!チーズ!チーズ!尽くしのビックなイベントです。
是非こちらもチェックしてみてくださいね。