スイーツ巡り講座 ☆ シャルルフレーデル -4 @ よみうり梅田文化センター | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
シャルルフレーデル -1
シャルルフレーデル -2
シャルルフレーデル -3

 
 
 


 
・プラリネルージュのグラス&ベーニュ

ローストアーモンドに赤色のシロップをからませ糖衣かけした
リヨンのお菓子 プラリネルージュを混ぜて、ピンク色のグラスに。
余韻にシャルトリューズがふうわり。
ねっとりとした甘みとナッティな香りの後から爽やかなハーブの香りが広がる
愛らしいビジュアルを裏切る大人テイスト。
シャルトリューズは好き嫌いが分かれる香りですが、
なんとも言えないマニアックな薬草香が私は好きなんです。
 
シャルトリューズはフランス・グルノーブル山中のラ・グランド・シャルトリューズ
修道院で作られていた薬草酒で、配合は明かされていません。

なんとこのグラス・・・食べる直前に作ってくださったそうで、
と~ってもエアリーな口溶け。やっぱりできたては格別ですね!
アロマの広がりも、ふうわりとやさしく感じられました。

 
横には、カルナバル(カーニバル)の時期に食べる習慣のある
ベーニュ(ベニエ)が添えられています。
フランス一周 皿の上の小旅行ミロワール仕立て のお皿で
いただいたものとは全く異なるビジュアル&食感。
こちらも揚げたてということで、サクッと軽く香ばしく
まるで焼き菓子のようなあっさり感♪

ふたつを一緒にいただくと、やめられなくなっちゃう美味しさです。

  

 
 



・ピーチ・メルバ

ピーチ・メルバは、ロンドンのサヴォイ・ホテル の料理長だった
オーギュスト・エスコフィエによって考案されたデザート。
ヴァニラアイスクリームにバニラ・シロップ漬けの桃を乗せ、
フランボワーズソース、アーモンドのスライスをかけたデザートで、
オーストラリアの歌手ネリー・メルバのために
特別なデザートとして供されたのが始まりとされています。

今回は門前シェフ流にアレンジ!

 
 
 


 
しっかりと焼かれたワッフルコーンのような生地に
ヴァニラアイスクリームと桃のリキュールを効かせた桃のコンポート、
フランボワーズソースとアーモンドスライスをのせ、
網目状の飴をかぶせて。
 
なんとお庭で摘まれたというすみれの花びらが飾られていました。
こういうのって、なんだか素敵ですよね~。

デセールを作られているパティスリーさんでは、
夏に登場する確率の高いこのピーチ・メルバ。
お店それぞれにオリジナルのアレンジを加えられていますが、
誰からも好まれる鉄板の組合せですね。








・ミニャルディーズ

最後に私の大好きな焼きっぱなし菓子達が、プティサイズで登場!

アマンディーヌ、ファーブルトン、ミルリトンダミアンです。
小さくてもしっかりと美味しい~。

  

 
 


 
・プラリネ・ルージュ

サヴォア地方からリヨンにかけて見られる赤いプラリネを使った郷土菓子。
 
ど~しても気になったので、追加オーダーしちゃいました。
でもなんだかピザに見える気が^^;

門前シェフがフランス・リヨンでの修業時代に毎日作ってらしたという
想い入れのあるお菓子。
ブリオッシュ生地の上に、ローストアーモンドの赤いキャラメルがけをのせて。
バターのふくよかな香りとナッツの香ばしさ、キャラメルのほろ苦さのハーモニー。
ビジュアルから想像される毒々しい濃厚な甘み裏切り、
パクパク食べられ、後を引く素朴な美味しさです。

 
生徒の皆さんも行きたい!と思いながらもなかなか足を運べなかったという
大阪の郊外・日根野という地ににあるシャルルフレーデルさん。
こちらで講座を開催していただけることになり、とっても喜んでくださり
こちらのスペシャルコースをいただく前に、沢山のお菓子も購入してくださいました。
 
そして私が想像していた以上に、スペシャル感溢れる
デセールコースを作っていただき、本当に感激しています。
門前シェフ、お忙しいなか本当にありがとうございました。

日曜講座の生徒さんにも是非!って言われてるんですが・・・
わざわざこの講座のために食器も購入していただいたことだし、
頑張ってお願いしてみますね(笑)

 
 
 
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店名:フランス菓子 シャルルフレーデル
住所:大阪府泉佐野市日根野4356-1  
電話:072-461-2919  
定休日:不定休(基本的には月曜日)
営業時間:10:00~20:00