南京錠の鍵を求め -3ページ目

そばに

誰も話を聞いてくれないくせに




消えていったくせに




置いてくくせに





話聞いて



声を聞いて



何があったか聞いて


ちゃんと聞いて



聞いて聞いて聞いて…

星が降らない空に絵の具をたらして…

悠にきらきらになると誓った


立ち止まってばかりで…



仕事も投げ出した



悠もひろもいないなら…意味がないと褪せた色も


やっと歩きだす



ずっといってたAQUAのインストラクター…10月からなるよ



届かないけど…


ここできらきらになるために…頑張るからね

夢に覚める今を淡雲に重ね…

兄様の夢を見ました

隣にいたのは確かに私で

でも悲しい程切なく

青が泣いていた




会いたいのに会えない


兄様に会えない青

あの人に会えない私


悲しいリンクは終わる事なく…



踏み出す勇気を無くした2人は夢を頼りに生きています



兄様…私が見てほしかった幸せは…もうないです


青がほしい幸せもないから


消えゆく雲に彼らを重ねて降り注ぐ雨にこの涙を隠します