命の危険を感じた瞬間



それは初めてのデートだった...
その時、一体何が起きたのか
自分でもあまり分からなかった。



「ねえ、ももちゃん苦しい?このまま一緒に〇んじゃおうよ」

...え
なんか、首締められてるんだけど。
夢かな。
凝視はてなマークはてなマークはてなマーク


いや、夢じゃない!!


「離して!!やめて!!」

首を絞められているせいでしめつけられている喉に力を入れて、できる限り声を出した。
でも全然やめてくれない。


力がすごく強くて、
本当にこのまま〇んでしまうと思った。
でもKはずっとにこにこしてる。
そんなKに強い恐怖をおぼえた。


「ももちゃん、もう僕から離れないでね」

そう言うと、これまで私の首を絞めていたふたつの手を下に下げた。


え、世の中のカップルって
こんなふうにイチャイチャするの??
さすがに怖くない??

頭の中がぐるぐるした
同時にもう逃げ出せないと思った。
昇天


ここから私の心が狂い始める


この時から

Kのする私への暴言だったりが、

彼の寂しい気持ちだと、

私への愛だと、勘違いした。

だから

どれだけ酷いことを言われても、

離れようなんて思えなかったし、

頭の中から、別れるという選択肢がなくなってしまったのだ。


だからKの機嫌がいい時は、

私の彼への対応の調子がいい日だと思ったり、

すごい機嫌の悪い日は私のせいだとおもった。

今思えばKの野郎!お前何様だよ!物申すって

言えばよかったなんて思えてしまう


友達といる時間を削ってKといる時間をたんまり増やした。その方がKの機嫌が良かったから。

そのあと、

友達に彼のことを相談するのもやめた。

Kが、私の友達に自分の話をするのを

急に拒み出したからだった。


それに、私もKに拒まれる前に

この話を1度友達にしたことがある。

友達は、

洗脳だ指差し

と私に忠告した。


私の意思でそうしているわけだし、

洗脳じゃないと思った。

第一、私たちのこともよくわからないのに

第三者に分かるわけない

私は心を閉ざしてしまったのだ。


当時の私よ。

人の話はちゃんと聞いておけ。にっこり



​そんなこんなで私は、
このあと地獄を体験することになった。