函館市は31日から2月17日までの18日間、外国人ツアー観光客に雪を楽しんでもらおうと
市営公園市民の森に雪遊びコーナーを試験的に設ける。
中華圏の人たちが長期休暇を取る旧正月の春節で市内を訪れ
る外国人観光客が増加することに対応した取り組みで
冬の函館観光のイメージ向上につなげる考えだ。
市内の外国人観光客は秋から冬にかけて増え、
特に全体の8割近くを占める台湾人観光客は春節(31日~2月6日)や
さっぽろ雪まつり(2月5日~11日)に合わせて再盛期を迎える。
市は冬の催しが少ないほか外国人観光客が雪への関心が高いことや
ツアー日程に自由時間多いことに着目し雪にちなんだ催しを企画した。
雪遊びコーナーは公園管理棟と駐車場に隣接する2千平方メートルの広場に設置。
高さ2メートルの緩やかな傾斜の雪の滑り台を設けるほか、
あずまやにプラスチック製のソリやスコップを置き雪遊びを自由に楽しんでもらう。
利用時間は午前9時から日没の午後5時前後までで利用料は1人500円。
今回は試行のため対象者を湯の川温泉の宿泊施設4カ所に泊まる外国人ツアー観光客に限る。
チェックイン時にツアーの添乗員が希望を募り利用日の前日までに市に連絡してもらう。
近隣のトラピスチヌ修道院観光とセットで利用してもらうことも想定している。
市観光コンベンション部によると期間中の4施設の宿泊客は延べ1万5千人を見込む。
同部は「どれぐらいの利用があるか見当がつかないが
終了後に課題を検証し来年度に生かしたい」としている。
(北海道新聞より)
今回はツアーオプションでの実施ですか。
工藤幸人



