5月6日(土)は白蓮会館主催の全関東空手道選手権大会に子供達3人が参加した。


 この大会は来年大阪で開催予定の「第6回W・K・Oジャパンアスリートカップ」選抜指定大会を兼ねている。

 

 



優勝または準優勝者だけが権利を得られるとても狭き門である。

当然ながら関東近県から強豪選手が参加する。

 

 

結果は
次女 小学5年生女子35kg未満の部 準決勝敗退

長男 中学2、3年生55kg未満の部初戦敗退

長女 一般女子重量級の部 準優勝

だった。


内容はまず次女から
相手はいつも上位に入賞し、多くの全日本大会に出場する選手。下突きの連打と力強い足技がある。次女は身長でやや劣るのでフットワークを活かした攻撃をしたが、前に出る事ができず判定負け。

 



課題が見えたので次からの稽古で強化していきたい。

続いて長男もまた身長差がある選手。何とかサイドに回り込んでから突きと蹴りを出すが、リーチのある膝蹴りで動きを止められてしまった。

 

 


自分の得意な距離とポジションを意識しながら動けるようになると試合展開に変化が出せると思う。
道場仲間はみんな背が高いので稽古で意識していこう。

そして長女1回戦の相手は先の大会で敗退した選手。
今回は延長の末にかろうじて判定勝ち。

 

 

そして決勝戦は道場の先輩。小さい頃から背中を追いかけてきた選手。インカレの初代女王。

 

 


数回試合で戦ってきたが、まだまだ及ばない。

この大会では2年連続の同門決勝になった。

普段は道場で稽古するが試合のようにガチで拳を交える機会はそうそう無いので良い機会だ。

そろそろ胸を借りる気持ちから卒業したいところが、先輩も同じように進化してるので残念ながら今回も完敗。

 

 

 


しかし試合の勝敗も重要だが、試合を通じて学べる事が多いのも空手の良さだと思う。

1回戦も2回戦も強い相手だからこそ娘の力を引き出してくれると思う。
何回も負けて、たくさん悔しい思いをして次を目指す気持ちを培って欲しい。

子供達の人生はまだまだ長い。
道場仲間、試合で出会う選手達、切磋琢磨して一歩一歩前に進んでいこう。

 

 


最後にこの大会を主催してくださった白蓮会館の杉原総帥、杉原館長、そして東京墨田支部の福地支部長をはじめ審判団の諸先生方、スタッフの皆様、まことにありがとうございました。

おかげさまで子供達がまた一つ成長する事ができました。
心よりお礼を申し上げます。