ロンドンで紅茶と言えばアフタヌーンティー。

ホテルにあるドレスコードがある高級なところから

美術館等に併設された比較的安価なところまで,

市内の様々な店でアフタヌーンティーを楽しむ事ができます。


お茶と言いつつも,実際には遅めのしっかりした昼食といったイメージです。

サンドイッチにスコーン,ケーキが2〜3個,+ポットの紅茶。

更にスタートにグラスシャンパンが付けることが出来たりなんかしてゴージャスなイメージです。

なので,普段のお茶というよりかは少し小洒落た昼下がりの会食,

またはツーリストのアトラクションと言った色彩が濃い様です。


元々は夕食が遅く昼食から時間が長くお腹が空いてしまうので,

繋ぎに軽食を取り出したのが始まりだとか・・・・。

ま,おやつの延長線上ですね。


そんな訳で,二つの店でアフタヌーンティーを試してみました。

一つ目はLIBERTY内にあるARTHURS‘CAFE(こちらは大衆的)

二つ目はFORTNUM AND MASON にある THE DIAMOND JUBILEE TEA SALON(高級)

KENSINGTON PALACEにあるORANGERY でも試したかったのですが,

予約をしてなくて行きそこないました(泣)

あと,行きませんでしたが,NATIONAL GALLERY の CAFEにもありました.


ドレスコードが面倒なので,候補にも挙げませんでしたが,

SAVOY HOTELのアフタヌーンティーも有名です。

その他,MAD HATTERSなど


以下、行ったお店の紹介です。


1.ARTHUR‘S CAFEのアフタヌーンティー


サンドイッチはハム,スモークサーモン,卵,キューカンバー(きゅうり)(サラダ仕立て)

の4種類(内容のクオリティは別として種類はどこも同じみたいです)



スコーンは大ぶりのが1個,イギリスでスコーンを食べて嬉しいのはどこでも

クローテッドクリームがたっぷりついて来ること

ケーキはレモンムースとマカロン,キャロットケーキ?

ここのベークドケーキは絶品です.



お茶はアールグレイにしました.ポットが素敵

以前にケーキを食べた時には中に茶漉しがあるタイプでしたが

アフタヌーンティーでは茶漉しがないタイプのポットでした。



FORTNUM AND MASON の THE DIAMOND JUBILEE TEA SALON

エントランス。グランドピアノが置いてある。


ちょっと分かりづらいですが,手前の台はスコーン用の

クローテッドクリーム,いちごジャム(プリザーブ),レモンカード

いちごジャムとレモンカードは瓶にたっぷり入っててお持ち帰り出来る

(お土産にしました)


サンドイッチ

サンドイッチは同様にサーモン,ハム,卵,キューカンバー

スモークサーモンのサンドイッチはライ麦パン?を使っている。

ハムサンドのハムは極上の味!!


スコーンが2種類
クローテッドクリーム
いちごジャム
レモンカード

スコーンはプレーンと干し葡萄入りの2種類

いわゆるホテルスコーンでやや小ぶりなタイプ。

どちらも外はガリッと中はしっとりでとても美味しい。

クローテッドクリームもたっぷりあります(こちらは残念ながら持ち帰り不可)


ケーキ皿一個下の更に移してある
先に手をつけたチョコレートムース

こちらのケーキはムーズ系が多かったように思います。

面白いのは全て手で取れる様に突起付きの台紙がついている。


紅茶はその名もアフタヌーンティーブレンドにしました。

きっちりリーフで入れてあってシルバーのストレーナー

が付いてくる。必ずしもティーポットが丸っこくないところが印象的。



イギリス料理というと美味しくない印象がありますが,

こと甘いものに限って言えば世界一美味しいかもしれない。