皆さん日本はまだ暑いでしょうか?ブエルタの行われているスペインガリシア州はほどよい気候になっています(^_-)
本日のブエルタNo11は僕にとっては休息日。
39.4キロの個人タイムトライアル。
総合を狙う選手にとってはとっても重要なステージになりますね。
っと人事のように言ってしまいましたが、今日走ってみての感想を交えながら今日のコースの解説でもしていきましょう。
今日のコースは前半13キロがアップダウンを繰り返す平坦基調のプロファイル。向かい風。
そこから23.5キロ地点ぐらいまで一気に峠を駆け上がります。登坂距離は10キロ。
この登りは数値的に平均勾配4.4%と書いてますが、下りも含むため、かなりきつい峠でした(^^;)
日本の知っている峠でたとえると、山形は西蔵王高原ライン。
大阪で言えば犬鳴峠和歌山側を10キロ。
東京で言えば大垂水峠相模湖側を少しきつくした感じ。
他にもあげられますがこの辺にしておきましょう。
まずはスピードの上げ下げが、パワーウエイトレシオが高い?(いわゆるコンタドールや、バルベルデ、ケシアコフのような軽量だけど、かなり高い出力を出せる選手が有利だったと思う。
僕自身タイムトライアルを本気でしたことが無いけど、ロドリゲスのような選手でもタイムを失わなかったのは今回のコースプロファイルが軽量級の選手にとって合ってたということですね。
これが一定にして4.4%の勾配が続くような坂であれば、トニーマルティンや、フルームのような選手が断然有利になってきます。
僕は前半45キロ前後で走り、登りを20キロ前後で淡々と登り、下りは流し、最後は次の日に向けてコーナーの出口でスプリントしてコンディションの調整をした。
タイムトライアルは地味すぎて僕のメンタルで楽しむことはやはり厳しかったですね。
1分後ろから来るジョンを最後は待って、最後は一定の距離で一緒に走った。
抜きざまにあの登りいらねぇ~~とか言っているジョンに対し、そんな頑張るからだろぉーと言葉を交わし、僕とジョンはノリノリで最後はゴールを迎えたのでした。笑
こうすぐ3週目に突入するブエルタエスパーニャ。
チームの目標は明らかにグリーンジャージ獲得に向けた動きになってきている。
もちろんとれる可能性は高い。僕はそう思う。
ただ、勝利を重ねるうちにスプリントに対してベストな状況に持っていくのがかなり難しくなっている。
リードアウトトレインはかなりハードな仕事だ。そしてかなりの緊張感がある。
いっぽ間違えたら大事故だ。
もっと落ち着けと自分に言い聞かせなければならないファイナルは今後も続くだろう。
明日明後日はしれーーーっと逃げちゃいたいね。笑
ではでは明日からも応援宜しくお願いします(^_-)
あっ、チームメイトのジョンが、日本人はなんで友達でも無いのにファイスブックに友達申請してくるんだ?って困ってました。
ただ友達申請するのでは無く、せめて英語でメッセージ入れてあげてくださいね(^_-)
アディオス。