定番おかずへのコメント、たくさんありがとうございます
お弁当にから揚げが入っているとがぜんテンションが上がる平尾由希です。
でも胸肉だった時はちゃぶ台ひっくり返します。
昨日は寒空の中、砧公園でのピクニックシーンの撮影が無事終わりましたー。
風が強くて芝が舞う中での調理はちょっと手こずりましたが、
出演者さんにいただいた「美味しい」の言葉、撮影終わりにほとんど空になっていたお弁当箱、嬉しかったです。
残りの予備で持っていっていたおかずも全部監督さんやスタッフさんがたいらげてくれました。ありがとうございました
さて、今日はこれから秋のダイニングシーンの撮影。
別撮りする昨日と同じお弁当の仕込みetc.準備が早く終わったのでこんな時間に更新です。
こちらのスタイリングに、秋色の赤いタルトときれいな赤のフルーツティーが入ります。
季節はずれの食材はなかなか手に入らなくて料理で季節感を演出しづらいので食器やリネンで秋の雰囲気を。
食器も波佐見焼のちょっとおもしろいものを使っています。次の機会に詳しくご紹介しますね。
ところで、映像の食の仕事をさせてもらうようになってから、
料理を「綺麗に見せること」と「美味しさ」とどちらを大事にしますか?と聞かれることがよくあります。
私は「どちらも両立できる」と思っています。
昔はつやを出すために油を塗ったり、ドライアイスで湯気を出したり、具材を浮かすために塩を大量に入れたりと
実際に食べてどうなんでしょう・・・という演出方法がとられ、どちらからといえば「見せる料理」よりだったようですが、
今は作りたてのそのままの美味しさを切り取るという傾向が強いそう。
実際に食べてもらうのであれば当然、食べてもらえなくても私はやっぱりちゃんと「美味しい」にはこだわりたい。
そして、シチュエーション、雰囲気、背景を読み取って、きちんと求められているものを創造したい。
そのなかで少しだけちゃんと私の個性やカラーが効いているのが理想だと思っています。
なーんて朝からなんでこんなまじめな話に・・・。ま、たまにはいいですよね。
ではでは、そろそろ行ってきます!
皆さんも良い1日を~