昨日、1日18時間睡眠を達成した平尾由希です。

おとといの炎天下での炊き出しで思っていた以上に体力を消耗していたようです。


8月7日、福島県川俣町での炊き出しに参加しました。

この日は上方落語の桂小春團治さんの落語会、吉祥寺『わ』のホルモン焼き、池尻OGINOのカレーというラインナップ。

私はチーム『わ』の一員として漫画家さんたちのサインの入ったお揃いのTシャツを着てお手伝いです。


炊き出しでは、大変なのは町の皆さんのほうなのに「遠いところからありがとう」と声をかけてくださる方、

熱中症を心配して氷や飲み物を差し入れてくださる方もいて、こちらのほうが皆さんの優しい心遣いに恐縮してしまいました。


しかし実際、炎天下で汗だくでホルモンを焼く『わ』の屈強な男性陣の姿は実に頼もしくて、

小さく上がった支援の声からあれだけの協賛を得て炊き出しを実行に移すことができる『わ』の皆さんにも感動でした。

個人では微力でも、それが集まれば大きな力になることを身をもって知った一日でした。


震災から5カ月たったいまも先の見えない原発問題。

食の風評被害も深刻です。

被災地の皆さんが心から安らげる日が来ることを願って、私たちも息の長い支援をしなくてはいけませんね。

できることを、小さくても、少しでも。


そして今日、8月9日は長崎に原爆が投下された日。

職場を東京に移してからも、この日ばかりは仕事着でも必ず黒を着用しました。

長崎の人にとって特別な日です。

故郷に思いをはせながら、今日は祈りの日を静かに過ごしたいと思います。