京都の着物屋さんを見ていた時、振り袖と着付けがこんがらがった友人Tが店員さんに言った一言。

「で、振り付けはこちらでしていただけるんでしたっけ」

いやいや、さすがに振り付けはしてくれないでしょーと何度も思い出しては笑ってしまう平尾由希です。


さて、京都の食文化を紹介する記事の2回目は京都が生んだ美しい「道具」。

市原平兵衛商店の「もりつけ箸」です。



平尾由希オフィシャルブログ

白竹で作られるこの美しい箸は先端が1.5ミリと極細で、繊細な盛り付けに最適。

エコールに日本料理の授業に来てくださった分とく山の野崎さんもこのお箸を使われていました。

あまりに華奢なので折れてしまいそうで、私はちょっと緊張しながら大事に使っています。



一緒に写真に撮ってみたのはだし巻きたまご。

母がお弁当によく作ってくれたのはお砂糖の入った甘いたまご焼きだったなぁ。

幸せな味がする甘いたまご焼きも大好きでしたが、

大人になって自分で作るのはもっぱらお砂糖の入らないふわふわのだし巻きたまごです。

・・・なぜならお酒を飲みたいから



ふわふわに作るための私なりのコツはLサイズの卵3個に対して大さじ3強のだし汁で作ることと、

なるべく焼き色をつけないようにじっくり弱火で焼くことですかね。


これで大根おろしと日本酒なんかあったら最高ですね。

あれ、主役の箸の話題じゃなくなってる


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今日はこれからエコールの厨房研修で稚鮎を使ったお料理etc.と格闘です。行ってきます