私は甲状腺機能亢進症という持病を持っていて
初期症状は動悸、息切れ、倦怠感…
この病に気付くまで自分ではなかなかわかりません。

やたらとお腹が空いて食べたばかりなのに
2時間後にはグーグーとお腹が鳴り
また食べるという、
どうしてこんなにお腹が空くのだろう…

と、思ってました。

そして疲れが酷くなり近くのカイロに行った時に体重計に乗りましょうと言われて

食べてばっかだから激太りしてるだろうし
体重計に乗るのを凄く拒んだのを覚えています。

渋々乗ったところ

37キロ

〈体重計、壊れてるし‼︎〉

スタッフに伝えて再度乗ったら

やはり37キロでした。
ここで私は良からぬ身体の異変に落ち込み

ここ最近、やたらと人に
痩せたとか、変わったとか自分の容姿に
他人は率直に声に出していた事を振り返ったり。

通常は身長158センチ、44キロでした。
昔から大きな体重の増減はなく。
(現在は44キロに戻りました。)

病院に行った方が良いと思い
血液検査をしたところ肝臓に問題があると言われて更に血液検査をして診断された病名が

バセドー病〈甲状腺機能亢進症〉でした。
かれこれ3年前になります。

しかし、気づかず過ごしてた年数を加算すると
6年位前からバセだったみたいです。

2ヶ月に1度の採血結果をもとに薬の投与で
なんら普通に暮らせていけるのですが

なんとも厄介な事に甲状腺というのは
喉にあり、私の場合は薬を飲み始めてから
動悸や息切れ、体重の減少は完治したものの
喉の痛みと倦怠感というのが治らず
胃カメラで調べてもなんの問題もない、
耳鼻咽喉科に行ってもなんの問題もない、

言われるのは共通して
〈甲状腺が悪さをしているからね…〉

そしてダブルで重度の花粉症なので
春になると喉や顔が腫れたり
アレグラでは全く効かずに
眠く眠くなる強めの花粉薬を割って量を
調整して飲んでます。
眠気をなるべく抑える為です。

今年も未だに花粉は飛んでいて
手作りマスクと花粉薬、
そしてバセの薬を飲んで過ごしていますが

ニュースで自粛、自粛と…
私の場合は春は週に2度外出する程度で
あとは自宅勤務でしたから慣れてますが
この過ごし方は普通に通勤していた方や
健康な方には大変ストレスになるかと。

ふと、疑問に感じたのは
私と同じバセドーの方は、この時期
どのように対処、過ごされているのかな。。
という事でした。
薬の投与での治療、アイソトープ、手術の
3種類の治療法の中で私は薬の投与を選びました。
暑くなったり寒くなったり、シーソーのように薬の調合バランスが難しいみたいですが仕方ない。

病院にも今はなかなか足を運べません。
先月末に採血をして今月初めに結果と
薬をもらいに行ったのですが

ニュースを見ながらも
その1週間には私には長く感じました。

結果は問題ありませんでしたが
このような事態なので薬はいつもより
1ヶ月多めに出しますとの事でした。

喉の痛みは相変わらずですが
甲状腺が腫れているので仕方ないかと
もう慣れました。

流行ウィルスとの判別は
自分なりに体温、味覚、嗅覚
腕には脈拍や心拍等を毎分アプリに表示してくれるウォッチを昨年から付けています。

バセドー含め、持病の方は
普段から身体がキツい状態と向かい合っている事でしょうから
今回の流行ウィルスには更に過敏に対処していると思われますが

なんとなく
〈喉が痛いなぁ〉とかボヤく事や
ドラッグストアに行って相談するのも
気が引けるといった状態になっていませんか?

助け合うとか、わかち合うとか言った言葉は
綺麗事の世の中になりつつあるのかなと。

ウィルスによって人の心まで不安定にさせてしまうのは怖い事です。

持病持ちの方はニュースは最小限に情報を得て
基本的な衛生面に気を使って規則正しい生活や食事で乗り切るのが最善策かと思います。