私は雪の多いところで
生まれ育ったのですが
雪のない冬を経験して
それぞれに住まう人の
「冬」の概念が
大きく違うだろうなと感じます。
私の中では「冬=雪」
雪のない冬は
風が冷たく寒かったのですが
「冬」とは捉えにくい…
でも
この環境で育った人には
これが「冬」そのもの。
そういえば
雪の降らないところから
引っ越してきた方が
「雪が降り積もると
街に色が無くなるのがつらかった」
そうおっしゃっていて
白一色の雪景色が
子どもの頃から
当たり前の私には
驚きの感覚だったことを
思い出しました。
雪のある冬も
雪のない冬も
そこを選んで住み
必要だから経験していることですね。
雪との暮らしは大変ですが
なぜか「あたたかさ」を感じます。
「当たり前の存在」だからでしょうか…?
不思議です。