自分が変われば相手も変わる | 旅の途中のエトセトラ

旅の途中のエトセトラ

時として「旅」にたとえられる人生。
その旅の途中で学んだこと、感じたこと、気づいたことなどを綴っていきます。

 

 

 

 

前に勤めていた会社で

部門間を調整する役割もある部署に

異動になったことがあります。

 

 

属したことがない部署のことを

わかるはずがないのですが

「知らない」「わからない」ことは

「恥ずかしい」と思っていたので

何でも一人で調べようとしていました。

 

 

「そんなことも知らないの?」

 

そう思われたくないという

小さなプライドです。

 

 

まずは自分で調べてみる…

その姿勢は間違っていないと思いますが

ボリュームが多すぎて

なかなか本題に到達できないという

弊害が起き始めました。

 

 

 

ある部署に

ちょっと苦手な後輩男子がいました。

 

「また無理難題を言いに来たのか?」

 

そんな視線をいつも送ってきます。

 

 

 

ある時

自分一人では限界がきて

協力を得るしかなくなり

その部署へ相談に行くと

その後輩男子しかいません。

 

こんな時に限って…!とは思いましたが

 

 

「お願い!力を貸してほしい!!」

 

 

そう言って事情を説明すると

いろんな案を出してくれて

最善の方法で解決することができたのです。

 

 

それ以来

顔を合わせるたびに

挨拶はもちろん

他のスタッフと話をしていても

「どうかしましたか?」と

気にかけてくれるようになり

何かあれば必ず協力してくれる

頼もしい存在になりました。

 


 

思い込みを手放して

素直に聞く…

 

ちっぽけなプライドを捨てると

こんなにも仕事がしやすくなるのか!と

実感したことを思い出します。

 

 

 

自分が変わったら

相手も一瞬で変わりました。

 

 

 

苦手だと思っていた人が

力強い味方になってくれるかもしれません。